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2025年10月04日 20:15 ねとらぼ
何か物足りないと感じているひとり暮らしの部屋。どこか物寂しさを感じているという家主の悩みを、インテリアコーディネーターが的確なアドバイスとプロの知見で解決する動画が、YouTubeで注目を集めています。
動画を投稿したのは、家具・インテリア通販「Re:CENO(リセノ)」の公式YouTubeチャンネル「Re:CENOインテリア」(@ReCENOinterior)。家具の選び方や配置などのセオリーを紹介しています。
反響を呼んでいるのは、インテリアコーディネーターがプロの知識と経験から導き出した最適解を提案する「出張インテリアコーディネート」という企画。今回はスタッフ編として、リセノのメディアチームに所属する新人・碇さんの悩みをバイヤー・大場さんが解決していきます。
碇さんが住んでいる賃貸物件は、1Kで広さは8畳ほど。室内にソファーやベッド、テレビなど、さまざまな家具や家電が設置されています。落ち着いた雰囲気でおしゃれにも気を使っているのが感じられますね。しかし、碇さんは部屋の状態に対して「レイアウトの正解が分からない」「物寂しい感じがするが、何が物足りないか分からない」「家具を買い足さずに雰囲気を変えたい」と、3つの悩みがあるといいます。
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そんな悩みを聞いた大場さんが「しっかりとくつろげるお部屋」をテーマに掲げて模様替えを行うと、部屋の雰囲気はガラリと変化! たくさんのライトに照らされて、温かみのある落ち着いた空間に仕上げたプロのセオリーやポイントを紹介していきます。
最初に手をつけたのはレイアウトの変更。ベッドなどの家具の配置を変えて、部屋に入った瞬間の印象を改善するためだといいます。
作業前は部屋に入って最初に目に入るのがテレビという状態で、無機質な印象を与えてしまって「あまり美しいとはいえません」と指摘。配置を反転させて、ソファーとサイドテーブルを配置して、植物や小物などで彩ると、部屋の第一印象がパッと華やぎます。
次に意識するのは、部屋に入って「どこに目線が行くのか」というフォーカルポイントという知見。部屋の入口から部屋の隅に向かって視線が動くことを意識して、ベッドの足元にスペースを作り、ブックシェルフと鉢植えの植物を飾ることで部屋全体の印象をガラリと変えました。
同じようにレイアウトの正解が分からないと悩む人は、「部屋に入ってすぐの印象」「フォーカルポイントの土台を作る」の2つを意識すると良いそうです。
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続いては、碇さんが感じていた物寂しさを解消する前に、インテリアスタイルを整えます。以前はナチュラル、北欧、ヴィンテージといった、複数のテイストが混在する空間でしたが、ここからあえて2つに絞る「ミックスインテリア」という手法を紹介します。
自分の好みのスタイルを考えて、ゴールをしっかりと設定することが大事といい、かけ合わせるテイストが多いと「何を合わせたらいいのか」が分からなくなり、部屋がごちゃごちゃとまとまりのない空間になってしまいます。
今回は北欧とナチュラルの2点に絞ることにして、余計なヴィンテージの要素を排除しました。このときにもったいないという気持ちが湧いてきますが、大場さんは「振り切ることが大事」と念押しします。
そうして部屋の中には北欧テイストと相性が良いラグマットを敷いて、家具は基本的にナチュラルカラーで選び、ブランケットやクッションなどは北欧テイストで選び直しました。もしナチュラルではなく、ヴィンテージのテイストを残したい場合は、深みのあるヴィンテージレッドの色合いの物に変えると良いそうです。
部屋に感じていた物足りなさは、空間の高い位置ががらんとしていたことが原因と見られ、元から所有していたアートを目線の高さに飾り、照明や植物を設置することで部屋全体を彩りました。
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部屋の模様替えといえば、新しい家具を買うというのも手ですが、大場さんは空間に占める割合が大きな物の見た目を変えることが効果的といいます。このためもともと持っていたベッドを生かして布団カバーをナチュラルな雰囲気に。
また、特定の要素を繰り返し使うことで生まれる「レピテーション」、複数の照明を設置して部屋に陰影をつける「多灯照明」を採用することで、部屋の雰囲気を手軽に変えらておすすめとのこと。
プロの知見をフル活用して3つの悩みをまとめて解決した模様替えテクニックに、YouTubeのコメント欄には「めっちゃ勉強になりました!」「うちも診てほしい…」などの反響が寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「Re:CENOインテリア」(@ReCENOinterior)
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