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<広島1−3ヤクルト>◇4日◇マツダスタジアム
ヤクルト村上宗隆内野手(25)が“日本ラストゲーム”を白星で締めた。シーズン最終戦となる広島戦で4打数1安打。6回先頭、ハーンから一、二塁間を破る右前打を放った。試合後の勝利のハイタッチは、高揚感の中に寂しさも少し入り交じった。
今オフ、ポスティングシステムでメジャーに挑戦する。ヤクルトで過ごした8年間を「いろんな方に関わっていただき、今の自分がいる。感謝しかない」。8回の最終打席は空振り三振に倒れたが、応援席から「ありがとう村上」「メジャーで暴れろ村上」コールが届き、心が熱くなった。
同時に悔しさも募る。今季は56試合出場の打率2割7分3厘、22本塁打、47打点と、シーズンをフルで戦えなかった。「やっぱり悔しさが最初に来ます。でも、終わったことなので、またけがをしないように。(今後)いいシーズンだったなと言えるようにしていければ」。ツバメの主砲は世界の「MURAKAMI」となるべく羽ばたいていく。
▽ヤクルト荘司(7回2死二塁から火消しに成功し、プロ野球史上10人目の1年目での30ホールドポイント)「今年の数字はでき過ぎている部分もあるが、いい経験ができた。来年も超えられるようにしっかり頑張っていきたい」
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