



(あれ? 私……どうするつもりなんだっけ?)私の言葉はそこで途切れました。そして堰を切ったように涙が溢れだしたのです。

「離婚したい」口にした本音に、自分自身が驚き息をのんでしまいました。もう私は限界がきていたのです。
私のそばに移動してきた母が背中をさすってくれました。「ウイカ、大丈夫、大丈夫よ、無理しないで」「そこまで追い詰められてたんだな……可哀想に」父の言葉を聞き、自分の気持ちをようやく自覚した私。(そっか、私、こんなに追い詰められてたんだ……)




話し合いでキョウタの気持ちを変えられないと悟り、思わず「離婚したい」と本音を漏らしてしまいました。
自分の本心に驚きながらも涙が止まりません。
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しかし離婚を決める前に、父から提案が。キョウタが「家族なんだから助け合うのが当然」と言うのであれば、キョウタの「家族の助け合い」が義実家だけに向けられているのか試す策はどうかと考えてくれたのです。
父の覚悟と提案に、私はかすかな希望を見出せたのでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ
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