24年パリオリンピック(五輪)男子マラソン6位入賞の赤崎暁(27=クラフティア)が4日、TBS系「オールスター感謝祭」に出演。名物企画「赤坂5丁目!ミニマラソン」で優勝した。
一般女子から8分15秒遅れでスタートすると、タイムのハンディを感じさせない走りを披露。ラスト5周目の“心臓破りの坂”の手前でaoen・雅久(GAKU)を追い抜き、一気に先頭に立った。最後は両手を挙げながらフィニッシュ。優勝賞金30万円を獲得し「めっちゃ楽しかったです」と笑みを浮かべた。
赤崎は熊本出身の長距離ランナー。23年10月のマラソングランドチャンピオン(MGC)で2位に入り、昨夏のパリ五輪で初の世界大会ながら6位に入った。今年6月にはパリ五輪女子マラソン6位の鈴木優花(第一生命グループ)との結婚を発表。9月のベルリンマラソンで自己ベストの2時間6分15秒で2位となり、28年ロサンゼルス五輪代表選考会となる27年秋開催のMGCの出場権を獲得した。
箱根駅伝で8度の総合優勝を誇る青学大の原晋監督はかねて恋愛が成績向上につながると持論を展開しており、この日の出演でも「アスリートが伸びる時はしっかり練習した時と彼女ができた時です。まさに新婚ですから。今、一番伸び盛りの選手です」と解説していた。
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