決勝ゴールを決めたソッティル[写真]=Getty Images
セリエA第6節が4日に行われ、日本代表GK鈴木彩艶所属のパルマ・カルチョは、ホームでレッチェと対戦した。
パルマは今シーズン、リーグ戦開幕前にコッパ・イタリア1回戦でペスカーラに勝利したものの、それ以降1カ月勝利が遠のいてた。しかし、コッパ・イタリア2回戦でスペツィアにPK戦の末、勝利を収めると、前節トリノ戦では2−1と競り勝ち、今季リーグ戦初白星を挙げた。
14位のパルマは今節、最下位に沈むレッチェと対戦。鈴木はリーグ戦6試合連続のスタメン出場を果たした。試合は序盤からパルマペースで試合が進み、鈴木に出番はほとんど訪れず。レッチェのCKからのチャンスも冷静にキャッチし、対応する。
その後もパルマがボールを保持する展開となるが、先制点を奪ったのはレッチェ。38分、リカルド・ソッティルが左サイドからカットインし、右足で低弾道のクロス。このボールに誰も触れることができずにいると、鈴木は反応が遅れ、そのままゴールに吸い込まれた。
後半に入り、パルマは引き続きボールを持ち続けるも、チャンスを作るまでには至らず。75分にようやく左サイド奥深くまで侵入しクロス。これにパトリック・クトローネが合わせるも枠を捉えることはできない。
勝ち点1でも積み重ねたいパルマは、後半アディショナルタイムにロングボールから決定機を創出。しかし、GKヴラディミーロ・ファルコーネの好セーブもあり、そのまま0−1で試合終了。パルマは3試合ぶり敗戦を喫した。
次戦、パルマは19日に敵地でジェノアと、レッチェはホームでサッスオーロとそれぞれ対戦する。
【スコア】
パルマ・カルチョ 0−1 レッチェ
【得点者】
0−1 38分 リカルド・ソッティル(レッチェ)