キックオフから15秒でゴールを決めたルイス・ディアス[写真]=Getty Images ブンデスリーガ第6節が4日に行われ、日本代表MF堂安律所属の5位・フランクフルト(勝ち点9)と同DF伊藤洋輝が所属する首位・バイエルン(勝ち点15)が対戦した。
両チームともミッドウィークにチャンピオンンズリーグ(CL)の試合があったこともあり、CLからは数名のメンバーを変更。ホームのフランクフルトは右ワイドの位置で先発した堂安とコンビを組むサイドバックにDFアウレリオ・ブタを起用した。一方のバイエルンは、堂安と対峙する左サイドバックにMFコンラート・ライマーを配し、MFレオン・ゴレツカとMFセルジュ・ニャブリが先発。負傷離脱中の伊藤は引き続き欠場となっている。
公式戦9連勝中のバイエルンと、直近2試合で9失点のフランクフルトの一戦はバイエルンのキックオフで始まった中、開始16秒でスコアが動くこととなった。ボールを下げると、GKマヌエル・ノイアーのキックをハリー・ケインがバックヘッド。クリアボールを拾ったセルジュ・ニャブリがボックス内右からグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドでルイス・ディアスが押し込んだ。
あっという間にバイエルンがリードを奪った中、8分にもチャンス。バックパスを狙ったミカエル・オリーズがボックス内右からクロス。これがロビン・コッホに当たってゴールに向かうが、フランクフルトはクロスバーに助けられる。するとフランクフルトは10分に堂安がビッグチャンスを迎えることに。カウンターからボックス内でのルーズボールに反応して詰めるが、GKノイアーの前にシュートはセーブされてしまった。
立ち上がりから互いにゴールに迫っていく中、バイエルンは11分に裏に抜け出したケインがネットを揺らすも、わずかにオフサイドの判定でノーゴールに。フランクフルトは14分に堂安が右サイドへのロングボールを納めるとボックス内右でキープ。ライマーとの一対一の中でマイナスのボールを送ると、その流れから最後はジャン・マテオ・バホヤがネットを揺らしたが、VARチェックの結果、堂安のハンドを取られて得点は認められない。
同点のチャンスを逃したフランクフルトだったが、次のゴールはバイエルンに。27分、ボックス手前でL・ディアスの横パスを受けたケインがミドルシュート。ゴール左隅にしっかりと決めてリードを2点に広げた。
バイエルンリードで迎えた後半、バイエルンはゴレツカを下げてアレクサンダル・パヴロヴィッチを起用。ジョシュア・キミッヒとともにボランチを形成することに。すると高い位置からプレスをかけてフランクフルトにプレッシャーをかけることに。50分にL・ディアスがカットインからスルーパスを出すと、ニャブリがボックス内からシュートを放つが枠を外れていく。55分には左サイドから攻め込むと、ボックス内でこぼれ球をケインがシュートも左ポストに嫌われてしまう。
70分には左サイドからのパスが流れたところをボックス手前で堂安が左足を振るが、これは枠の右に外れることに。フランクフルトは攻め手がない中でバイエルンは84分に追加点。カウンターを仕掛けると、持ち出したラファエル・ゲレイロのパスを受けたL・ディアスがニア上を撃ち抜いてゴール。リードを3点とした。
追い上げたいフランクフルトだったが、後半は防戦一方となりほとんど攻め込めず。試合は0ー3でバイエルンが勝利し、開幕6連勝、公式戦10連勝を達成。敗れたフランクフルトは公式戦連敗となった。
【スコア】
フランクフルト 0−3 バイエルン
【得点者】
0ー1 1分 ルイス・ディアス(バイエルン)
0ー2 27分 ハリー・ケイン(バイエルン)
0ー3 84分 ルイス・ディアス(バイエルン)
【動画】堂安律の起点からフランクフルト同点弾も取り消しに…
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📺️VAR (13:24)
🆚Eintracht Frankfurt vs FC Bayern München
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