【オリックス】仙台育英出身のドラ３山口廉王「アピールの場に」５日の楽天戦でプロ初登板初先発

オリックスのドラフト3位ルーキー山口廉王（れお）投手（19＝仙台育英）が最終戦となる5日楽天戦（楽天モバイルパーク）でプロ初登板初先発する。この日は大阪・舞洲の球団施設で最終調整。「アピールの場にもなりますし、ファンの方に知ってもらう機会。できることをやれれば」と意気込んだ。

今季はウエスタン・リーグ9試合に登板し、2勝2敗、防御率2・83。2軍で結果を残し、デビューの機会をつかんだ。「準備はできていた。期待の表れだと思うので、そこに応えていければ」。CSを見据え、宮城大弥投手（24）、山下舜平大投手（23）らが調整登板を行うためショートイニングが予想されるが、全力で腕を振る。

東北でのデビュー戦に家族や友人も招待。「しっかり抑えられるように。チームに貢献できるというのをアピールしたい」。最速153キロを誇る193センチの大型右腕が、ゆかりの地でベールを脱ぐ。