ビームス全国130店舗の試着室でブレスト・アウェアネスを呼びかけ　乳がんに関する理解と早期発見を促すピンクリボンキャンペーン

　

　ビームス(東京)は10月の1カ月間、乳がんに関する理解と、日常的に胸の状態を意識する「ブレスト・アウェアネス」を呼びかけるピンクリボンキャンペーンを展開している。期間中は国内130店舗(試着室のない店舗やメンズ店舗などを除く全店)で、合計381の試着室にブレスト・アウェアネスの案内を掲出。10月17日(金)から、セルフケアブランド「nakedfact(ネイキッドファクト)」の石けんを配布する(なくなり次第終了)。

　日本の女性の9人に1人が生涯のうちに乳がんにかかり、30歳代後半から増加、40歳以上の働き盛りの年代で多く発見されているという公的な統計がある。早期発見と早期治療で90%以上の人が助かるともいわれる中、鏡の前で、そしてバスタイムに、胸の状態を日常的に意識する習慣を身につけるきっかけ作りを目指すビームスのこの取り組みは、2017年から実施している。レスト・アウェアネスの案内は、東京都保健医療局の「乳がん検診リーフレット」をもとに自分での視診や触診のポイントを解説し、40歳からは2年に1度、乳がんの定期検診を受けるよう呼び掛けている。

　今回のピンクリボンキャンペーンのアートは、昨年に続き、人気イラストレーター宮崎知恵さん(STOMACHACHE.)が手がけた。自分に優しく向き合う様子が描かれている今年のキャンペーンビジュアルは、ステッカーとして配布されるほか、ビームス 新丸の内・ビームス 天王寺・ビームス 神戸の3店舗のウインドーディスプレーで大きく展示される。

　また、石けんのついた手で胸をさわると変化が分かりやすくなることから、日々のバスタイムに胸の状態を確認する習慣のきっかけとなることを願い、セルフケアブランド「nakedfact」の商品「Intimate Care Soap」(石けん)のミニサイズ(10g)を、10月17日(金)から対象店舗で配布する。肌を保湿しキメを整える植物性エキスが配合されたいちじくの香りが心地よいソープは、全身に使える。

　ビームス公式サイトのロゴは1カ月間、通常のオレンジ色から、ピンクリボンバージョンのピンク色になる。

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