山田裕貴主演で『ちるらん 新撰組鎮魂歌』初実写化&26年春放送・配信 「“令和の新撰組”が創り上げられた」

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2025年10月06日 18:30  クランクイン!

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ドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』主人公・土方歳三を演じる山田裕貴 (C)THE SEVEN
 累計発行部数300万部突破の人気コミック『ちるらん 新撰組鎮魂歌(れくいえむ)』が、山田裕貴主演で初めて実写化されることが決定。2026年春にスペシャルドラマがTBSにて放送、ドラマシリーズをU‐NEXTにて配信されることが発表された。

【写真】『ちるらん 新撰組鎮魂歌』原作書影

 本作は、U‐NEXT、TBS、TBS傘下のクリエイティブスタジオ・THE SEVENの3社が初タッグを組む“ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント”。

 原作の同名漫画は、迫力あるタッチと圧倒的な画力が魅力の橋本エイジが漫画、『終末のワルキューレ』でも知られる梅村真也が原作を担当し、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた人気コミック。

 ただ己の「最強」のみを追い求めた喧嘩っ早い“バラガキ”・土方歳三が、近藤勇という器と出会い、沖田総司、斎藤一といった規格外の猛者たちと共に、歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか。時代の変革期に自らの生きる意味を問い、命を懸けるほどに熱く滾る覚悟を持って短くも鮮やかに生きた彼らの生き様を、現代的で艶やか、魅力的なキャラクター造形と、史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて初の実写化を実現。誰も見たことのない、新たな新撰組の伝説を創り上げる。

 物語の主人公を演じるのは、山田裕貴。その鋭い眼差しの奥に宿る狂気と熱量は、本作の主人公・土方歳三が持つ荒々しくも純粋な魂とまさしくシンクロし、彼にしかできない令和の土方を演じている。

 今年4月から撮影をはじめ、京都、滋賀、静岡、千葉をはじめ全国各地で撮影を実施。壮大なロケーションとリッチな映像表現、そして高いVFX技術を掛け合わせることで、THE SEVENだからこそ成し得た圧巻の映像に仕上がっている。

 山田は「素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。ぜひ、皆さんに見ていただきたいです」とコメントしている。

 ドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、2026年春にTBSにてスペシャルドラマを放送、U‐NEXTにてドラマシリーズを独占配信。

 山田、スタッフ、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■主演・山田裕貴(土方歳三)

 原作の土方歳三の熱量や仲間との絆、それが誰かを動かしていく様がすごくしっかりと描かれているので、そこは本当に大事にしたくて「やるなら最後までやり遂げたい」と強く思いました。

 でも、最近、走り続ける中で自分の炎がどこにあるのか分からなくなるような、そんな孤独を感じてたんです。それでも「信じられないようなことを続けていれば、いつか信じられないことが起きる」ということだけは信じてて。それって新撰組もそうだったんじゃないかって思ったんです。仲間や自分たちが死ぬかもって時に、時代を、世界を変えたい、その一心だったんじゃないか…生きてるから何か出来る、俺は生きてる、だから何かせねばって。そんな思いを森井Pに話した時「その鬱憤をここで晴らしてくれ」と。

 それからはもう、歳三じゃないですけど「燃やすしかねえだろ、滾らすしかねえだろ」となれました。素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。ぜひ、皆さんに見ていただきたいです。

■チーフプロデューサー・森井輝

 世の中がどうしようもなくなった時、自分はどうするのか。何をしてどうなりたいか。『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、押し寄せる時代の変革に、否応なく飲み込まれながらも、大人しくは頷けない。命を散らしながら、自分はこうだと叫び続けた者たちの話しです。

 先の見えない世の中に置かれ、暗いと嘆き続ける我々現代人に、精一杯生きる力を見せつけてくれる若者たちの姿を是非ご覧ください!

■監督・渡辺一貴

 新撰組の魅力のひとつは「滅びの美学」だと言われます。まさに「ちるらん」です。しかしすべての登場人物が「散る」ためではなく「咲く」ために前に進み続けるのが、原作「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の最大の魅力だとも思うのです。自らの「咲く場所」を求めて、一瞬一瞬を全力で、命を燃やして生きた男たちの物語。半年に渡る撮影の間、山田裕貴さんをはじめとする若き志士たちが命を燃やして咲くさまに向き合い続けました。

 そのすべてを逃さずに受け止める。撮影現場もまた、瞬きをする間もない、ヒリヒリする真剣勝負の場でした。

■脚本家・酒井雅秋

 これまで様々なジャンルで描かれてきた新撰組……『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、そのどれとも違います。

 何もかも破天荒な原作の魅力を余すことなく描けたら、誰も見たことのない歴史ドラマになる。そう思って脚本を書かせて頂きました。それが叶えられたか、ぜひ、皆さんの目でお確かめ下さい。

■ちるらん 新撰組鎮魂歌(ゼノンコミックス)漫画・橋本エイジ

 「大丈夫かな…」それが実写化の話を聴いて最初に感じた正直な気持ちでした。ですが撮影現場にお邪魔し、監督、スタッフ、そして役者の方々のちるらん映像制作への熱意に触れ、それが杞憂に過ぎないことを確信しました。

 そして、この文章を書いている今日、今朝、先程、担当者さんに未完成版のPVを観せて頂き、あまりの良さにその場で涙してしまいました。感無量の感涙です。

 これ以上無い現実の「ちるらん」がそこに在りました。もうなにも言うことはありません。原作者サイド大納得のドラマ版「ちるらん 新撰組鎮魂歌」を是非皆さん観てください!!!!

■ちるらん 新撰組鎮魂歌(ゼノンコミックス)原作・梅村真也

 「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、13年にわたって幕末を生きた熱き漢たちの”散りざま”にこだわって描いてきた漫画です。まさか、完結後に素晴らしい制作陣と、いま最もアツい俳優さんたちの手で、実写作品として甦るなんて…光栄の至りです。ドラマオリジナルの展開が盛り込まれた実写ならではの「ちるらん」を視聴者として、心より楽しみにしております!!

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