【阪神】才木浩人が６回無安打無失点投球「きょうのフォークがシーズンで投げられたら…」手応え

＜みやざきフェニックス・リーグ：西武1−2阪神＞◇8日◇南郷

阪神才木浩人投手がフェニックスリーグ西武戦で6回無安打無失点と好投した。

許した走者は初回の四球と5回の振り逃げのみ。16日のCSファイナルステージ第2戦（甲子園）で先発する見込みの右腕が状態の良さを示した。リーグの最優秀防御率のタイトルも獲得した右腕は「やりたいこともできたし、調整としてはすごく良かった」と納得顔。「きょうのフォークがシーズンで投げられたら良かった。この感覚でCSに入れたらいい」と手応え十分だ。受けた坂本も「もっと早くああいうフォークを投げろという感じです」と笑った。

▽阪神島本（7回に登板。1回1安打で2試合連続の無失点）「先頭の初球を左バッターに打たれている。そこが僕の仕事なので、ああいうところをしっかり抑えないといけない。投げるたびに良くはなっているかなと思う」

▽阪神桐敷（8回に登板し1安打1失点）「先頭を切れなかったので、そこがやっぱり点に絡む。次は先頭を抑えられるように、しっかり3人で切れるようにしたい」

▽阪神湯浅（9回に登板し3安打を許すも2試合連続の無失点）「真っすぐは感覚的には悪くないけど、変化球がいつもと違うマウンドでフォームにも違いが出て浮いた部分もあった。対応してしっかり修正しないといけない」