B1レバンガ北海道は8日、札幌市内でアウェー広島戦(11、12日、広島サンプラザホール)に向けた練習を公開した。
日本代表SG富永啓生(24)が、武器である3点シュートで2連勝に導く。「前節はなかなかスリーポイントを決められず、自分としてはすごくチームに迷惑をかけた。今週末はしっかりとスリーポイントを決められるように、もっともっと練習した」と雪辱に燃える。この日はロングシュートを多投する姿があった。
故郷名古屋でのBリーグデビューは、悔しさが残った。1勝1敗スタートだった開幕節の名古屋Dとの2連戦は、1試合平均14・5点、3点シュートは計19本中2本で、成功率10・5%だった。「もっともっと決めたら自分としても楽にできるし、チームとしても楽な展開に運べる」。自身の持ち味を発揮するべく、広島戦に向けてシュート練習の本数を増やし、感覚を呼び戻した。
トーステン・ロイブル監督(53)は「どうやったらスリーの確率を上げられるか」「どういう状況判断をした方がいいか」など、細かいアドバイスをしたと明かした。富永の力を引き出すため、精神的な部分で助言を行ったようだ。。
人生で初めて訪れるという水の都での次節。富永は「タフな戦いになるとは思うけど、自分たちは2勝できる力はそろっている」とチームの勝利だけを見据えていた。【保坂果那】
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