日本代表を指揮する森保一監督 日本代表は9日、キリンチャレンジカップ2025 パラグアイ代表戦に向け、会場のパナソニックスタジアム吹田にて公式会見を実施した。
森保一監督は「9月の活動は1分け1敗と勝利できなかったので、ホームで勝利を目指して戦っていきます。勝ってサポーターの皆さんに喜んでいただけるように全力を尽くす。W杯に向けて個々、チームとしてレベルアップ、積み上げができるようにチャレンジしていきます」と意気込んだ。
9月のアメリカ遠征では、メキシコ代表戦とアメリカ代表戦と対戦し、いずれも無得点。同一シリーズで無得点に終わったのは、2013年10月以来12年ぶり。森保一監督体制では初となった。南米予選10失点と堅守を誇るパラグアイを相手に「決め切ることにこだわってやっていきたい」と森保監督。「パラグアイの強固な守備を打ち破って得点ができれば自信になる。勝つためには得点を奪わないといけないので、得点にこだわってアグレッシブにゴールを目指して欲しい」と期待を込めた。パラグアイで警戒すべき選手について、ミゲル・アルミロン(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ)の名前を挙げ、森保監督は「(過去に)プレミアリーグのニューカッスルに所属していて、攻撃のキーマンとして活躍している。明日出場するかは分かりませんが、彼のチャンスメイクには注意したい」と述べた。
14日には強豪ブラジル代表戦も控えている中、パラグアイ戦のメンバー選考については「これまでの戦いの中でコアメンバー、常連組という選手はいますが、W杯に向けて絶対的なベストメンバーは決まっていません。明日勝つためにベストな編成をして、ブラジル戦のことを考えたい」と多くは語らなかった。
パラグアイとの一戦は、明日10月10日(金)19時20分キックオフ。試合の模様は日本テレビ系列で全国生中継、TVerで生配信される。