

高品質な輸入食品や自家製惣菜がそろう「成城石井」で、10月からスタートした「台湾グルメフェア」の商品の中から、フードライターの筆者が実際に食べておいしかった3品をご紹介します。
1. 「成城石井自家製 台湾風排骨(パイコー)レタス炒飯」 755円

最初に紹介するのは、「成城石井自家製 台湾風排骨(パイコー)レタス炒飯」755円(税込)です。成城石井のバイヤーが、台湾のレストランで出会った地元の人気料理「排骨炒飯(パイコーチャーハン)」をヒントに作った、成城石井の自家製惣菜です。
自家製ネギ油で仕上げたレタス炒飯の上に、衣をつけて揚げた豚肉「排骨(パイコー)」、オクラ、目玉焼きがトッピングされています。

食べると、カレー風味のやわらかな豚肩ロース肉と、レタスのシャキッとした食感の香ばしい炒飯が絶妙にマッチ。さらにホタテと椎茸の風味が加わり、濃厚な味わいに仕上がっています。
薄くスライスされた豚肉は食べやすく、やわらかさも抜群です。オクラと目玉焼きのトッピングで、食べ応えも十分。
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2. 「成城石井自家製 桜海老の台湾風豆乳粥」 539円

続いて紹介するのは、「成城石井自家製 桜海老の台湾風豆乳粥」539円(税込)です。台湾の定番朝食「鹹豆漿(シェントウジャン)」を、成城石井オリジナルのおかゆにアレンジした一品です。
鶏ガラスープと豆乳スープをそれぞれ作り、白米の上に重ねて仕上げています。ザーサイの胡麻油あえ、揚げ桜海老、青ネギ、揚げたバケットをトッピングしています。

具材と白米は別々になっているので、温めたあとに具材をごはんにかけていただきます。食べる直前に混ぜ合わせるため、ごはんがやわらか過ぎず、程よい食感が残ったおかゆに仕上がります。

食べてみると、豆乳スープに黒酢やナンプラーがガツンときいています。揚げたバケットにスープがしみ込み、崩しながらごはんと一緒に食べると新鮮で楽しい食感が楽しめます。
ザーサイの胡麻油あえ、揚げ桜海老、青ネギの香ばしさもアクセントになり、豆乳のとろりとした口溶けがクセになる一品です。
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3. 「成城石井自家製 五香粉を効かせた自家製魯肉の台湾風意麺」 647円

最後に紹介するのは、「成城石井自家製 五香粉を効かせた自家製魯肉の台湾風意麺」647円(税込)。台湾の定番料理である、小麦粉と卵から作られた平打ちのちぢれ麺「意麺(イーメン)」を成城石井らしく仕上げた一品です。
この商品のために新開発された自家製麺に、しょうゆ、オイスターソース、中国醤油を使用した自家製の魯肉(ルーロー)を合わせ、味付け卵、もやしナムル、にら、高菜がトッピングされています。
濃厚な味わいをベースとしながらも黒酢や穀物酢、紅生姜も入っているそうなので、全体をよく混ぜてから食べるのがおすすめです。

食べてみると、つるっともちもちとした平打ち麺に、酸味と甘みがバランスよく広がり、後味はさっぱりしています。すべての具材を混ぜ合わせることで、素材の風味が調和し、奥深い味わいが楽しめます。
たっぷりの野菜と自家製魯肉は、満足感を与えてくれます。焼きそばともラーメンとも異なる、台湾料理ならではの“麺のおいしさ”を堪能できる一皿です。

「成城石井」の台湾グルメフェアは、11月3日までの期間限定開催です。今回ご紹介した商品が気になった方は、ぜひ店舗に行ってチェックしてみてはいかがでしょうか。
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市岡 彩香プロフィール
グルメ情報を中心にWebメディア、雑誌などで執筆する傍ら、ナレーターやMCとして活動する「話せるフードライター」。トレンドのリサーチは欠かさず、年間500以上の新商品を試食。All About グルメガイド。(文:市岡 彩香(フードライター))