写真 10日、FIFAワールドカップ26アフリカ予選の第9節が行われ、ソマリア代表とアルジェリア代表が対戦した。
残り2節となり、この10月シリーズでワールドカップ出場国が決定するアフリカ予選。アルジェリアはグループGで首位に立っており、ここまでわずか勝ち点1で最下位のソマリアとホームで対戦。この試合で勝利すれば、3大会ぶり5回目の出場権を獲得することとなる。
試合は開始早々に動くことに。6分、ボックス内右からのリヤド・マフレズの浮き球のパスをファーサイドでモハメド・アムーラがボレーで合わせ、アルジェリアが先制に成功する。
先制したアルジェリアだが、その後も力の差を見せつけて猛攻。すると19分には、ボックス内左からのファレス・シャイビのクロスが流れるも、ボックス内で胸トラップしたマフレズがフリーで左足一閃。鋭いシュートがネットに突き刺さり、早々にリードを2点に広げた。
アルジェリアが2点リードした中で迎えた後半も主導権を握り続けると、57分にはボックス右でボールを持ったマフレズが相手を引きつけつつ時間を使って浮き球のパス。これをアムーラがヘディングで流し込み、アルジェリアがリードを3点として試合を決定づけた。
ソマリアは予選初勝利を目指してなんとか反撃に出ようとするものの、アルジェリアが終始ペースを握り続けゴールに迫る展開は変わらず。アルジェリアがそのまま逃げ切り0ー3で勝利を収め、2014年のブラジルワールドカップ以来となる3大会ぶり5度目の出場権を獲得した。
ソマリア代表 0ー3 アルジェリア代表
【得点者】
0ー1 6分 モハメド・アムーラ(アルジェリア)
0ー2 19分 リヤド・マフレズ(アルジェリア)
0ー3 57分 モハメド・アムーラ(アルジェリア)