<パ・CSファーストステージ:日本ハム2−0オリックス>◇第1戦◇11日◇エスコンフィールド
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が、チームメートの清宮幸太郎内野手(26)を巧みにいじって笑いを誘った。
郡司は2回の先頭打席で右越えの二塁打を放ち、CS初安打を記録。さらに1点リードの4回2死走者無し、オリックス先発・山下の初球を完璧に捉え、左翼コンコースまで運ぶCS第1号ソロを放った。直前には4番の清宮幸が無死一塁から併殺打に倒れており、郡司はお立ち台で「前を打つ4番の清宮くんがですね、情けないゲッツーを打ちまして。全然4番らしいバッティングができてなかったんで、代わりに4番らしいバッティングをしてやろうと思って打席に入りました」とユーモアを交えて語り、ファンの笑いを誘った。
さらに、前日の会見にも言及。「昨日記者会見でボスが『4番清宮くんね』って言っていて。『俺じゃないんだ』と思ったんすけど、打順は関係ないんで常に4番の顔して打席には立ってます」と話し、清宮へのライバル心をのぞかせた。
この日の勝利でチームはCSファイナルステージ進出に王手をかけた。郡司は最後に「散々4番の顔とか言ってますけど、ほんと状況ごとに自分が何ができるか考えて仕事を全うしたいなと思います」と真剣な表情で締めくくった。
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