【出雲駅伝】東京国際大“史上最強留学生”擁し21年以来の優勝狙う エティーリは箱根でも活躍

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2025年10月11日 20:50  日刊スポーツ

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リチャード・エティーリ(2025年1月2日撮影)

13日号砲の大学3大駅伝第1戦にあたる出雲駅伝で、3年ぶり3度目の出場となった東京国際大は、「歴代最速の留学生」を擁し、2021年以来の2度目の優勝を目指す。


10日に発表された区間オーダーは、1区から順に菅野裕二郎(4年)、小柴裕士郎(2年)、リチャード・エティーリ(3年)、中山拓真(4年)、久保遼人(3年)、川内琉生(4年)の配置となった。


特記すべきはエティーリだろう。今年1月の箱根駅伝ではエースが集う「花の2区」で、同大学の先輩イェゴン・ヴィンセント(現ホンダ)が21年大会で樹立した区間記録を18秒更新する驚異的な記録をマークした。


1年時にマークした5000メートル13分0秒17、1万メートル27分6秒88はいずれも日本学生記録で、今大会のエントリー選手上位35人の中でも群を抜いてトップ。下位スタートとなれば、3区(8・5キロ)でジャンプアップを狙う。


また、1区菅野も2月のハーフマラソンで1時間1分台、4月の1万メートルで28分42秒48の自己ベストをマークしている好調株。たすきリレーの流れをうまく作れるもカギとなりそうだ。


出雲路では、出場22チームが島根・出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前までの全6区間(45・1キロ)を争う。各区間の距離は、1区8・0キロ、2区5・8キロ、3区8・5キロ、4区6・2キロ、5区6・4キロ、6区10・1キロ。第2戦の全日本、第3戦の箱根と比べて区間距離が短く、「スピード駅伝」とも称される。今大会は青学大、国学院大、駒大、中大、早大の「5強」が、優勝候補に挙げられている。


レース当日の13日午前9時〜午前9時20分でメンバー変更が可能。当日変更は区間登録選手と補欠選手の交代のみで、区間登録選手間の変更はできない。

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