<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第2節:広島73−94北海道>◇11日◇広島サンプラザホール
レバンガ北海道が、21点差の大勝で前節から2連勝を飾った。第2クオーター(Q)を終えて7点を追いかける苦しい展開だったが、大逆転勝利。日本代表SG富永啓生(24)は、第4Qだけで13点を挙げ、計19得点をマーク。「最後のところでチームを勝利に導くことができてよかったと思います」と納得した。
前半のチームの3ポイントシュートは成功0本(13本試投)。なかなか得点が積み上がらない中、トーステン・ロイブル監督(53)はハーフタイム、あえて守備の修正を指示した。「シュートが入っていないからこそ、ディフェンスをしっかりしないといけない。簡単にシュートを打たれたり、ドライブされたりしていた」。迎えた第3Q、執拗(しつよう)なマークで相手がターンオーバーを繰り返すと、わずか2分で7点差を追いつき、第4Qは富永がこの日最初の3ポイントを決めて波に乗った。
昨季は4連敗でスタートしたチームが、アウェーが続く中ここまで2勝1敗。この日もチームトップ20得点を挙げたジャリル・オカフォー(29)ら新戦力が躍動し、東地区4位につける。富永は「今日は3Qに島谷選手が後半の入りを牽引してくれましたし、オカフォー選手が試合を通してチームを引っ張ってくれていました。仲間が乗っている時間は仲間の活躍を待って、自分の出番が来たところで自分の役割を果たすことができれば良いのではないかと思います」とチームとしての手応えを口にした。
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