
きょう(11日)から今月20日までは、「全国地域安全運動」の期間です。
東京・武蔵野市では、特殊詐欺などの被害の拡大を防ごうと、警視庁が防犯イベントを行いました。
「全国地域安全運動」は防犯対策への自主的な取り組みや地域で行われる防犯活動への参加を全国で呼びかけるものです。
警視庁はきょう(11日)、武蔵野市のホールで防犯イベントを行い、特殊詐欺の被害を防ぐため、「警察官語り詐欺」や「SNS型投資詐欺」「国際ロマンス詐欺」といった具体的な手口を紹介しました。
イベントでは、参加者のスマートフォンの画面に、未払い料金の支払いを装ったメールが表示され、だまされやすい文面を確認していました。
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また、登下校中の子どもが連れ去りなどの犯罪に巻き込まれたり、女性がつきまとわれる被害に遭ったりするのを防ぐため、地域での見守り活動の重要性を呼びかけました。
都内では今年8月末までに、特殊詐欺の認知件数が去年より747件多い2835件となっていています。
警視庁は、防犯アプリの「デジポリス」に今年12月にも、国際電話をブロックするシステムを搭載する方針で、「非通知や知らない番号からの電話には出ず、実在する団体と同じ番号からの電話にも注意してほしい」としています。