糸井嘉男氏、野手転向の1年前に「野手やれば?」と勧めた人物を明かす「めちゃめちゃ迷って」

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2025年10月12日 04:56  日刊スポーツ

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糸井嘉男氏(25年9月)

阪神のスペシャルアンバサダーを務める糸井嘉男氏(44)が11日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜午後6時58分=関西ローカル)に出演。投手から野手への転向を勧められた際の心境について語った。


学生時代に投手として活躍した糸井氏は、2003年ドラフトの自由獲得枠で日本ハムに入団。2006年に外野手に転向した。


お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有(55)から、現役時代に「お世話になった先輩」について聞かれると、「稲葉(篤紀)さんとか、新庄(剛志)さん」と名前を挙げる。


黒田が「新庄監督って、あの人、宇宙人みたいな方じゃないですか?」と言うと、糸井氏は「めちゃめちゃ考えてはる。すべてを」と返した。


「僕も野手転向した時に、実はその1年前に、新庄さんに『君、野手やれば?』みたいなことを言われたことがあるんですよ。だから野手転向の打診をされた時に、1発目に新庄さんにそう言われたことを思い出して…」と、チームの首脳陣よりも前に、新庄氏に転向を勧められていたことを明かした。


正式に野手転向を打診された際の心境については「迷いますよね。めちゃめちゃ迷いますね。ドラフト1位で入っているので。ピッチャーで、ドラフト1位で入っているので…」と打ち明ける。


黒田の「プライドが傷つくってこと?」との問いに、糸井氏は「そうなんですよ。なかなか(転向の)決断を下せない」と苦渋の選択だったことを振り返った。


また、今後の活動についての話題になると、糸井氏は「ユニホームを着たくなる時期が来るみたいですね。やっぱり、みんな」と、野球指導者の道に含みを持たせる。


黒田が「どこのチームでもいいって言われた時に、どこの監督をやりたいとかあるんですか?」と聞くと、「僕はやっぱり、阪神をやってみたいですね。僕が選べる立場でしたらね」と答えたものの、「まず、ないんですけど…。ないです、ないです。それなりの人間じゃないと務まらない。サインを覚えられないんで」と笑いを誘っていた。

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