阪神大山悠輔内野手(30)が、ポストシーズンに向けて万全をアピールした。
甲子園で行われたシート打撃に参加。2日のシーズン最終ヤクルト戦以来9日ぶりの実戦形式だったが、6打数5安打と気を吐いた。
「内容はよかったですし、実際に投手のボールを見られたのが一番よかった。実戦も少ないので、1球1球大事にしてやれた。そこはよかったです」
ネルソンとは3打席対戦して3安打。1死満塁想定の打席では、2点右前適時打を放った。岡留からはバックスクリーンへ本塁打を放ち、唯一アウトになったた富田との対戦でも、痛烈な三直をはじき返した。「短期決戦をイメージしてやりました。いろいろな状況、状況で対応できるようにと思ってやっている。その意味で、できた部分ともう少しかなという部分が自分の中であるので。しっかり修正したい」と油断もない。
本来はこの日から宮崎でのフェニックスリーグに出場予定だったが、悪天候を見越して甲子園残留で調整。15日に始まるCSファイナルステージに向け、1軍のハイレベルな生きた球を見て、好結果も出した手応えは大きい。「試合に勝つためにやるだけなので。また明日、しっかり大事にしてやりたいです」。DeNAでも巨人でもドンとこい。泰然自若で、本番へ準備を進める。【波部俊之介】
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