<出雲駅伝>◇13日◇島根・出雲大社前〜出雲ドーム前(6区45・1キロ)
大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、箱根駅伝3連覇を目指す青学大が、まさかの7位に沈んだ。
この結果を受けて、原晋監督(58)は「やっぱり前で走らなければやっぱりレースにならない。課題が残ったレースだった」と省みた。
一方で、これから続く全日本、箱根に向けては手応えもある様子。優勝した国学院大の夏合宿の練習とは内容が異なることをポイントに挙げ「この出雲に合わしてトレーニングをしていかないと、それは夏合宿からのメソッドを変えていかなければ、なかなか勝てない大会。課題は我々なんとなく分かりますんで、その課題を全日本、あと最終決戦の箱根に向けて尻上がりに上げていきたい」と話した。
レースは、1区の小河原陽琉(2年)がトップの中大から18秒差の6位と出遅れると、2区(5・8キロ)で宇田川瞬矢(4年)から当日変更でメンバー入りした折田壮太(2年)がさらに11位まで順位を下げて、2区終了時点でトップだった早大との差は54秒まで広がった。
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3区(8・5キロ)のエース区間で3大駅伝初出場の飯田翔大(2年)は、タスキを受けた直後に中大をかわして1度は10位に順位を上げたが、再び抜き返されると、その後はスピードに乗ることができず、順位は11位で変わらなかったが、タイムは3区終了時点でトップに立った城西大に2分3秒とさらに差が広がった。
4区(6・2)の神邑亮佑(1年)も追い上げることができず、4区終了時点でトップの国学院大に2分22秒差に。
5区(6・4キロ)の塩出翔太(4年)が東洋大を交わして10位に1つ順位を上げて、タイム差もトップと2分18秒差とわずかに縮めて、アンカーのエース黒田朝日(4年)が3つ順位を上げたが、7年ぶり5度目の優勝は遠かった。
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