お人形を乗せて押して歩く、かわいらしいミニチュアのベビーカー。1歳6か月の女の子にとって、それはまさに憧れの「お母さんごっこ」アイテムです……が、今回そのおもちゃを買った目的は「ベビーカーに乗ってもらうため」でした。
しかし結果は、見事に逆効果。そんな育児あるあるすぎるエピソードが、Xで笑いを呼んでいます。
投稿したのは、Xユーザー・えびいくらさん。投稿には、お人形をベビーカーに乗せて押す娘さんの写真が添えられています。
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つまりは、娘さんにベビーカーに乗ってもらいたいが為にベビーカーのおもちゃをプレゼントしたものの、ベビーカーは「赤ちゃんが乗るもの」という認識を強めてしまい、さらに乗りたがらなくなった……という状況であるようです。
えびいくらさんによると、娘さんはもともとベビーカーに乗るのがあまり得意ではなかったそう。「抱っこしてほしい!」という気持ちが強く、外出時もすぐにママの腕を求めてしまうのだとか。
そんな中、「お人形のお世話がブームだから、自分もママの気持ちがわかればベビーカーに興味を持ってくれるかも」と思い立ち、おもちゃのベビーカーを購入するも……結果はご覧の通り。まさかの“逆学習”となってしまいました。
娘さんは現在1歳6か月。「おしゃべりな子で、起きてる時間はずっとなにか喋っています。最近は滑り台ブームで、公園に行くと毎回20回くらい付き合わされます」という元気いっぱいな女の子です。そんな娘さんにとって、ベビーカーは“移動手段”というより“退屈な箱”なのかもしれません。
ベビーカー問題の対策は今回が初めてではないようで、「今までも色々と対策を打ってきましたがことごとく失敗していて、失敗には慣れているので『また次を考えるか〜』と軽い気持ちでいます(笑)」と、えびいくらさんは語ります。育児の試行錯誤を、笑いに変えられる姿勢が素敵です。
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ちなみにベビーカーのおもちゃは、その後娘さんの大のお気に入りに。「ベージーカー!」と言いながら家中を押して走り回っており、お人形だけでなく、なんとお気に入りのふりかけまで乗せているそうで、その想像力には思わず笑ってしまいます。
「ベビーカーに乗ってほしい」というママの願いは、ちょっぴり裏目に出てしまいましたが……おもちゃを押してニコニコ走り回る娘さんの姿は、何よりのご褒美かもしれません。きっと今日も「ベージーカー」とともに、ご機嫌でいることでしょう。
<記事化協力>
えびいくらさん(@i_eat_ebi)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025101302.html
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