エストニア代表戦で先制点を挙げたケーン[写真]=Getty Images イタリアサッカー連盟(FIGC)は13日、同国代表FWモイーズ・ケーン(フィオレンティーナ)の代表離脱を発表した。
FIFAワールドカップ26欧州予選を戦うイタリア代表は、11日にグループI第7節が行われ、エストニア代表と対戦。3点を先行し、その後失点を喫したが、敵地で3−1と勝利を収め、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で、3連勝を飾った。
この試合でスターティングメンバーに名を連ねたケーンは、試合開始4分に欧州予選3試合連続弾となる先制点を挙げ、幸先いいスタートを切った。しかし15分に右足首を負傷し、途中交代を余儀なくされていた。
そしてFIGCは13日、「今朝行われた検査により、ケーンはエストニア戦で負ったケガから完全に回復していない」と発表。これを受けて、14日に行われるイスラエル代表戦の欠場が決定した。昨シーズン、ケーンはリーグ戦32試合で19ゴールを記録したが、今シーズンはここまで1ゴールと物足りなさを感じる序盤戦に。一方、イタリア代表では予選3試合で4得点を結果を残しており、ケーンの離脱はチームにとって大きな痛手となる。
またイスラエル代表戦では、離脱したケーンに代わりインテルに所属するフランチェスコ・ピーオ・エスポジトが起用される見込みのようだ。
イタリア代表は予選初戦でノルウェー代表に敗れた後、4連勝を飾っているが、初戦の敗戦が響き現在はグループ2位。プレーオフ進出が濃厚となっている。
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