ジャンタルマンタル(撮影:下野雄規) 昨年は熱発のために富士Sを見送ったジャンタルマンタルが今年は順調さをアピールする。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/18(土) 富士ステークス(3歳上・GII・東京芝1600m)
不利があった香港マイルを除けば国内のマイル重賞は4戦4勝のジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野友和厩舎)。非常に競馬が巧みで終いの脚も圧巻。安田記念は熾烈な2着争いを尻目に横綱相撲で快勝だった。その安田記念以来となるが、先週は川田騎手を背に好時計をマークと順調な仕上がりを見せており、力の違いを見せつける。鞍上は川田将雅騎手。
芝、ダートを問わず重賞で好走するガイアフォース(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)。安田記念と同じ舞台だが、その安田記念は3年連続で出走して4、4、2着。6歳にしてまだまだ進化を遂げている。天皇賞(秋)やフェブラリーSも含めて東京コースは相性抜群。ジャンタルマンタルとの斤量差もあり逆転の筆頭だ。鞍上は横山武史騎手。
その他、衰え知らずのソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)、鋭い決め手を持つウォーターリヒト(牡4、栗東・石橋守厩舎)、3歳馬で斤量が魅力のNHKマイルC2着馬マジックサンズ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)、脚質的に東京コースが合いそうなキープカルム(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、昨年の勝ち馬ジュンブロッサム(牡6、栗東・友道康夫厩舎)などが鎬を削る。発走は15時45分。