前髪を自分で切って大変なことになった女性、プロがスタイリングすると……　「かわいい！」「オシャレに見えるよ」【海外】

　ある女性が出勤直前にロールブラシで前髪を巻こうとして髪が絡まり、やむなく自らカット。ぐちゃぐちゃになってしまった女性の前髪を、美容師が見事にスタイリングする様子が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で89万回以上再生され、6800件以上の高評価を集めています。

【画像】スタイリング後

ロールブラシに前髪が絡まり……

　動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「kiu기우쌤」（@kiudesign）。このチャンネルでは、韓国在住の美容師である投稿者さんが、多くの女性の髪の悩みを解消してきた様子が公開されています。パーマで“大失敗”してしまった女性の髪をスタイリングしたときの動画も話題になりました。

　今回紹介するのは、出勤直前にロールブラシで前髪を巻こうとし、髪が絡まったため全部切ってしまったという女性を、投稿者さんが見事にスタイリングしたときの動画です。女性は青いスカーフを巻いて前髪を隠し、少し緊張した面持ちで椅子に座っています。

　髪が絡まり焦った女性は、石けんやトリートメントを使ってほぐそうとしましたが、それでもびくともしなかったといいます。そこで妹を起こして見せたところ、「切るしかないかも」と言われ、出勤時間が迫っていたこともあり、美容室には行かず、自らハサミで切ってしまったそうです。

　その後、1カ月ほどスカーフやヘアバンドで隠していたという女性。そして今回、意を決して美容室を訪れました。

出勤前に起きた悲劇

　スカーフを外すと、短く切りそろえられた前髪の束が立ち上がっていました。女性は笑いながら「『オカメインコ』って呼ばれています」と話し、スタッフも思わず吹き出します。

　投稿者さんは真剣に女性の前髪を観察し、「これは確かにスカーフをしたくなりますね」と冗談交じりに応じ、場を和ませつつ、「ダウンパーマで少し抑えましょう」と提案。手際よく準備を進めていきます。

　施術の最中、女性はぽつりと「実は、誕生日の週だったんです」と語ります。そして「写真を撮る予定だったのに、髪がこうなってしまって……。悲しくて妹に『心がスカスカする』って言ったら、『心じゃなくて髪がスカスカだよ』って返されました」と笑う女性に、投稿者さんも思わず笑い声を上げます。さらに女性は「でもせっかくだから記念に撮りました。スカーフもせずに、そのままの姿で」と話し、ポジティブ思考でこの1カ月を乗り越えていたことがうかがえます。

　仕上げのブローで、投稿者さんは「分け目の位置を少し変えれば目立たないです。少し横分けにして耳にかけると自然です。ピンで軽く留めるのもいいですね」とアドバイス。女性は鏡の中の自身の姿を見て「それいいですね。ありがとうございます」とほほ笑みます。

　最後に投稿者さんは「もうロールブラシは使わないでね」と冗談めかして締めくくり、動画は温かい余韻を残して終わりました。

　ロールブラシを使うときは、根元から毛先まで一気に巻き込まないことが重要です。特に乾いていない髪や細い髪質の場合、摩擦や静電気でブラシに絡まりやすく、無理に外そうとすると髪が切れることもあるので、使用する際はじゅうぶん注意してください。

たくさんのコメントが寄せられる

　コメント欄では「横に流してピンで固定するのがかわいい！」「分け目を変えて後ろで軽く結ぶのが最強」「顔立ちがかわいいから短い前髪でもオシャレに見えるよ」「おでこがきれいだからかき上げ前髪もいけそう」「ポジティブで面白い人だね」「落ち着いていて前向きで、ユーモアがあって好感が持てる」「存在がかわいい女性だね」「周囲を明るくするエネルギーがある」「オカメインコのニックネームもかわいいよ」「仕上がりめっちゃかわいいね」などの声が見られました。