【日本ハム】新庄監督、勢いより「ミス時の切り替え」一番大事/CSファイナル会見一問一答4

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2025年10月14日 22:23  日刊スポーツ

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会見で表情豊かに話をする日本ハム新庄監督(撮影・梅根麻紀)

日本ハム新庄剛志監督(53)が昨年のリベンジを狙う。みずほペイペイドームで14日、CSファイナルステージ開催前日記者会見が行われ、新庄監督と選手会長の松本剛外野手(32)が出席した。昨年1勝もできないまま3連敗した因縁の地・福岡で、2位からの下克上を狙う。


会見の一問一答は以下の通り。


−ファイターズはファーストステージで勢いづいて来てますんで、勢いという部分も


新庄監督「毎試合別のスポーツ。勢いついてたって負ける時は負けるし、勢いついてなくても勝てる時は勝てるし、とにかくミスをした時にどう切り替えるかが一番大事。ミスしないのが一番いいんですけど。あとは4年間やってきた、この間の、最後のエスコンの矢沢君の走塁。しっかりセカンドからサードベースを踏んで、大きく回らない。大きく回らないことを4年間やってきて、去年、今年20試合ぐらい勝ちにつながってますね。点数も、あの走塁で、サードベース回る時にはもう意識がまっすぐ来ないと、というね、癖がついている。他のチームはめちゃくちゃ大きいんですよ。これでリクエストでアウトになったっていう人がものすごくあるんで。ファイターズのサードベース回った時の走塁も、皆さん注目してくれたら楽しい野球になると思います」


−松本選手、キャンプでもかなりやりましたよね。膨らまないで、こう、いかにこう、内側でこう切り返して


松本剛「はい、もうあれはもう1年目からずっと練習してたので、ボスが上がって一番本数をやってると思います、練習を」


−明日からもそういう、走塁が非常に大事になると思うんですけれども、チームの浸透度合っていうのはどうですか


松本剛「やっぱり細かいところをしっかりやろう、小さいことかもしれないんですけど、全力で走るっていう簡単なことですけど、そういうところはやっぱりもうチームとしてやってこう、という話は選手の声から出るようになってきているので、すごくいい雰囲気に今いると思います」


−引き続き、そのまま松本選手に伺っていきたいんですけれども、去年は3連敗をして、試合後、松本選手の目もかなりこう赤く充血していた。あれから1年がたちましたけれども、正直今どんなお気持ちで明日迎えますか


「シーズンも勝てなかったんで悔しいんですけど、しっかりここに帰ってこれたっていうのは、打倒ホークスさんというのはみんな選手も持ってると思いますし、シーズン勝てなかった悔しさをこの短期決戦でやり返すことができたらと思ってます」


新庄監督「(松本剛は)首位打者取ってから調子がうまくいかず。でももう本当に腐らずに毎日しっかり練習して、イニング終わった後に剛が一番最初に出て“さあいくぞー”って。僕が剛を代走に送った時のベースまで行ってくれるスピードとか、もうすごく感動するというか、偉いなあって。でも本当は毎日試合出てね、やりたい悔しさがあるのに、やっぱりチームのためにね」


−どうしても2000年世代の勢いという部分を見てしまいますけれども、やっぱりこう、松本選手であったり、そういった選手たちの存在っていうのが大きいという、そんなシーズンでしたか


新庄監督「剛がレギュラーを取ってなかったから今年は2位で終わったなと思ってます。剛がバリバリレギュラー取ってたら優勝してますよ」


−その悔しさもある松本選手の今シーズンだったと思うんですけれども、初戦から非常にこう難敵のピッチャーが来ますけれども、明日もし試合に出るとしたらどんな思いで入っていきますか


「簡単じゃないのはみんな持ってると思いますので、達投手にゼロで抑えてもらいたいなと思います(笑い)」


新庄監督「(達の)大口を聞きたい(笑い)」


松本剛「はい。僕も個人的に達投手の記事を楽しみにしてるので。ボスにも一番なめた口をきいている(笑い)達なので、明日はやってくれるかなと思います」

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