
電話のスピーカーから会話が聞こえてくる中、私は険しい表情を浮かべながら耳を傾けていました。カイリくんの体調のことで義母の返答に気になる点があったので、メモ帳に「咳も聞いて!!」と書き、夫に見せました。

夫は前回食事会を強行したことでカイリくんから感染症がうつり、旅行が中止になってキャンセル料がかかったことを伝えます。その旅行は子どもたちが楽しみにしていた分、とてもがっかりしていたことも話していました。

夫は決して行きたくないわけではないことを説明しながら、以前カイリくんの感染症がうつって大変だったことを思い出し、理解してほしいと義姉に訴えました。そして、前回の旅行のキャンセル料を義姉が負担してくれるわけでもなく、子どもたちにうつったとしても責任をとってくれるわけではないことを冷静に話しました。

夫は私のメモを見て、私が言いたいことをそのまま義母へ伝えてくれました。しかし電話をかわった義姉はどうやらお怒りのご様子。せっかく食事の準備をしたのに、カイリくんの咳を理由に行かないと決めた私たちを責めます。
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感染症をうつしてしまったのなら申し訳なく思うと思います。しかし義姉はそうは思わないようです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・カヲルーン 編集・横内みか