万博閉幕ーーアーティストたちがミャクミャクとの別れを惜しむファンアートを多数公開

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2025年10月15日 19:10  リアルサウンド

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りおた(RIOTA) X(@riota2gaoe)より

 半年にわたって開催された大阪・関西万博が10月13日、ついに閉幕。会場では歓声と涙が交錯し、SNS上には“万博ロス”を嘆く声があふれた。そんな中で再び話題の中心にいるのが、公式キャラクター・ミャクミャクだ。


【画像】別れを惜しむ声多数! アーティストたちのミャクミャクファンアート


 赤と青の不思議なフォルムでおなじみの彼(?)をテーマにした“ありがとうアート”がXに次々と投稿され、まるでアフター万博が開催されているかのような盛り上がりを見せている。


 イラストレーターのりおた(RIOTA)は自身のX(@riota2gaoe)に「ありがとう、またね。」の言葉とともに、ミャクミャクと少女が夜の大屋根リングを歩くイラストを公開。夜の綺麗な大屋根リングの風景はやはりどこか寂しさを感じさせる。ミャクミャクの目玉の分身のように散っていく通称“こみゃく”の光がまるで星のように瞬き、静かな余韻が漂う。幻想的なイラストは万博閉幕の物悲しさを表現する一方、楽しかった思い出をくれた万博への感謝が描かれている。「泣いた」「また会おうね」とリプ欄も感傷ムード一色だ。


 鉛筆画家の津城野葉太も自身のX(@yota_tsukino)を更新。ミャクミャクを中心に世界中の人々や過去の万博キャラまでがぎゅっと集まった温かい一枚を投稿。「ありがとう これからも」の文字とともに、4万2千以上の“いいね”が集まっている。ミャクミャクだけでなく、過去の万博のキャラクターなども描かれている。鉛筆で描かれたイラストは万博の温かい空気感をも映しているような優しい絵となっている。


 ミニチュア写真家の田中達也もミャクミャクのファンアートを投稿した。自身のX(@tanaka_tatsuya)に投稿されたのは宇宙がイメージされた作品。地球をぐるりと囲むミャクミャクの目、「この地球の続きを」との一言が添えられ、万博のテーマ“いのち輝く未来社会のデザイン”を象徴する壮大なビジュアルに。


 イラストレーターの原ストマックはクスッと笑ってしまうようなファンアートをX(@harastmac)にポスト。ポップな色合いで描かれたミャクミャクがポカンとした顔をしており、手には給料袋が。お疲れ顔がじわじわくるこの一枚に、「中の人(?)にボーナス出して!」「リアルすぎて好き」といった声も。半年の奮闘を労うユーモアたっぷりのファンアートだ。大阪・関西万博で素晴らしい仕事ぶりを見せてくれたミャクミャクの給料袋には一体いくら入っているのか気になるところだ……。


 イラストレーターのcotoもX(@coto_mofu)にてファンアートを投稿。ふんわりとしたパステルカラーの色合いで描かれたミャクミャクを中心に各パビリオンのキャラ達が描かれている。周りに散りばめるように描かれている”こみゃく”達の目からは涙が…。「ありがとう、またね!」と綴られたコメントのように、いつかまたミャクミャクたちに会えるような気持ちにさせてくれるイラストだ。


 閉幕から日が経っても、X上では「#EXPO2025Forever」のタグのもと、今なお新しいファンアートが増え続けている。半年間で築かれた絆と、あの赤と青の不思議な生き物への愛情。万博は終わっても、ハッシュタグのように2025年に日本で開催された大阪・関西万博はそれぞれの思い出として永遠に残っていく。


(文=結理乃)



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