U20W杯を戦った若き日本代表が次のステージへ(撮影はU20W杯のフランス戦) [写真]=FIFA via Getty Images JFA(日本サッカー協会)は15日、U−22日本代表が11月に行われる海外遠征において、同14日にU−20イングランド代表と、同17日にはボーンマスと対戦することを発表した。
2028年に控えたロサンゼルスオリンピックを目指す世代として、今年7月に行われたウズベキスタン遠征より、大岩剛監督の下でスタートを切ったU−22日本代表。9月にはAFC U23アジアカップ2026予選を戦っており、今年9月から10月にかけて行われたFIFA U−20ワールドカップチリ2025にも、同世代の選手たちが参加していた。
FIFA U−20ワールドカップチリ2025の戦いをベスト16で終えた中、選手たちの次なるステージはU−22日本代表としてのAFC U23アジアカップ2026、そしてロス五輪の出場権を懸けたAFC U23アジアカップ2028だ。U−20日本代表を率いていたのは船越優蔵監督だったが、AFC U23アジアカップ2026からは大岩監督にバトンが受け継がれる。
U−22日本代表は11月に海外遠征を行うことは決まっていたものの、対戦相手については未定となっていた。このような状況の中、JFAは15日に11月の海外遠征の詳細を発表。14日には、イングランド中北部の都市であるドンカスターの『エコ・パワー・スタジアム』で、U−20イングランド代表と対戦する。なお、表記こそ「U−22日本代表」と「U−20イングランド代表」となっているが、両チームともに2005年生まれ以降の選手での対戦となるため、同世代の選手たちと相まみえる。
続く17日には、プレミアリーグを戦うボーンマスとの対戦が決定。ボーンマスは2025−26シーズンのプレミアリーグ第7節終了時点で4位につけるなど、好調なシーズンのスタートを切っており、そんな相手と力試しの場が設けられた。なお、同試合は非公開での開催となる。
11月の海外遠征のマッチメイクを受けて、U−22日本代表を率いる大岩剛監督は次のようにコメントを発表した。
「今回の遠征でU−20イングランド代表と、プレミアリーグのボーンマスとアウェイで対戦できることは、貴重な機会だと思います。この遠征が来年1月に行われるAFC U23アジアカップに向けて強化の場となりますし、ロサンゼルスオリンピックを目指す同世代のイングランド代表とできることは、我々にとっても大きな経験となります。自分たちの持てる力を発揮し、個人としてもチームとしても様々なことにトライできるよう、しっかりと準備していきたいと思います」
試合の詳細は下記の通り。
◼︎U−22日本代表 国際親善試合の概要
◼︎1試合目
試合日時:2025年11月14日(金)19:30キックオフ(※日本時間では14日の28:30/15日の4:30キックオフ)
対戦カード:U−22日本代表vsU−20イングランド代表
スタジアム:エコ・パワー・スタジアム(イングランド/ドンカスター)
※両チームとも2005年生まれ以降の選手での対戦
◼︎2試合目
試合日時:2025年11月17日(月) 11:00キックオフ(※日本時間では17日の20:00)
対戦カード:U−22日本代表vsボーンマス
※非公開での開催
【ハイライト動画】U20W杯では1点に泣き、フランスに敗北