【DeNA】6回落とし穴…三浦監督と大原C謝罪「ベンチの責任」近本内野安打→タイム後三盗→失点

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2025年10月15日 22:44  日刊スポーツ

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阪神対DeNA 8回、選手の交代を告げベンチに戻るDeNA三浦監督(撮影・たえ見朱実)

<セ・CSファイナルステージ:阪神2−0DeNA>◇第1戦◇15日◇甲子園



一瞬の隙が悔やまれる。両軍無得点の6回、DeNA東克樹投手(29)が1死二塁のピンチを招いた。


ベンチはタイムをとって大原チーフ投手コーチがマウンドへ。捕手の山本もジェスチャーで警戒度を高めた…はずだった。しかし、直後の森下への初球、東は二走の近本に完全にモーションを盗まれて三盗を許した。三浦監督は「徹底させられなかったのはベンチの責任」と背負い、大原コーチも「けん制だったり何かしら必要だった。ベンチ含めて反省すべきところ」と悔やんだ。


東は振り返る。「(三盗の)意識はありましたけど、初球からしてくるとは思ってなかった。意表をつかれたかなと思います」。そのまま1死三塁から森下に前進守備の内野を抜ける先制適時打を許し、これが決勝点となった。


さらに1死一、三塁から、三塁へのゴロを筒香が好捕して三本間で三走の森下を挟むも、粘られた。一走の佐藤輝に三塁まで進塁され、その流れで小野寺に右前へのポテンヒットを浴びて2点目を失った。東は捉えられた当たりは森下の2安打のみだったが、6回途中6安打2失点でリーグ王者・阪神を抑えきれず。「阪神の勝負強さが出たのかなと思います」と悔しがった。


完全アウェーの甲子園で出ばなをくじかれる1敗。アドバンテージをあわせて0勝2敗となった。「内容どうこうより勝たないといけない試合だった」と言葉を絞り出した指揮官。勝利のために全神経を研ぎ澄ませる。【小早川宗一郎】


▽DeNA桑原(3安打も悔いるのは初回の犠打失敗)「終わってみればあそこが痛かった。村上君は初回の立ち上がり慎重に丁寧に投げてるなと思ったので」

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