W杯欧州予選敗退危機のスウェーデン代表…ポッター氏が監督就任に意欲「愛着を持っている」

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2025年10月16日 00:16  サッカーキング

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現在はフリーのポッター氏 [写真]=Getty Images
 かつてブライトンやチェルシーを率い、先月までウェストハムを指揮していたグレアム・ポッター氏が、スウェーデン代表監督就任に意欲を示した。15日、イギリス『ガーディアン』が同氏のコメントを伝えている。

 FIFAワールドカップ26欧州予選のグループBを戦うスウェーデン代表は、ワールドカップ出場に向けて危機に立たされている。ここまで1分2敗と低迷するなか、13日に行われたコソボ代表戦では、32分に先制点を許すと攻撃陣が精彩を欠き、0−1で敗北。勝ち点「1」でグループ最下位に沈んでおり、首位スイスとは勝ち点差「9」となっているため、首位突破の可能性は消滅した。

 そしてスウェーデンサッカー協会は14日、ヨン・ダール・トマソン監督の解任を発表。後任監督には、プレーオフ出場権を与えられる2位フィニッシュの望みが託されることに。なお、欧州予選のレギュレーションでは、グループ3位以下でもUEFAネーションズリーグの成績次第でプレーオフ進出の可能性が残されている。

 2010年に当時スウェーデン4部リーグのエステルスンドの監督に就任したポッター氏は、わずか5年でクラブを1部に昇格させると、UEFAヨーロッパリーグでベスト32進出する快挙を達成している。スウェーデンにゆかりのあるポッター氏は、スウェーデン代表監督就任に興味を示しており、以下のように語っている。

「スウェーデン代表監督は素晴らしい仕事だし、私はスウェーデンに愛着を持っている。スウェーデンサッカーには感謝するべきことがたくさんあるし、私にとっても素晴らしい機会になると思う」

「私のモチベーションは自分が何かの役に立てるかどうかだ。スウェーデンという国とサッカー文化を深く理解しているし、スウェーデンの成功を願っているんだよ」

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