画像提供:マイナビニュース アップルは10月15日、新プロセッサ「M5」チップを搭載した14インチMacBook Proを発表した。次世代GPUを備えAIパフォーマンスが高まったM5チップの搭載により、AIワークロードをはじめとした高負荷作業やゲーム性能などが、M4搭載MacBook Proと比べ高速化すると見込まれている。
M5チップを搭載した新しい14インチMacBook Proは10月14日に予約開始し、10月22日に発売する。価格は248,800円から。
最新のM5チップを搭載した14インチMacBook Pro
M5チップはアップルが10月15日に発表した、M4の後継にあたる最新プロセッサ。第3世代の3ナノメートルテクノロジーを使用して作られており、搭載する10コアGPUアーキテクチャには、iPhone 17シリーズで採用されたApple A19プロセッサと同じく、各GPUコアにNeural Acceleratorが組み込まれている。M4と比べピーク時GPU演算性能は4倍以上となり、マルチスレッド性能は最大15%高速になったとうたう。
この最新チップM5を搭載した新しい14インチMacBook Proでは、前世代モデルと比べ最大3.5倍のAIパフォーマンス、最大1.6倍高速なグラフィックスパフォーマンスを実現。また150GB/sを超えるメモリ帯域幅により、AIモデルをデバイス上で操作したり、3Dアプリを扱ったりするなど高負荷データの処理がしやすくなった。カラーはシルバーとスペースブラックの2色。
最大24時間のロングバッテリーも特徴。OSはmacOS Tahoe
画面は14.2インチ(対角)のLiquid Retina XDRディスプレイで標準解像度は3,024 x 1,964ドット。Webカメラは12MPセンターフレームカメラを搭載し、メモリは最大32GB、ストレージは最大4TBを選択できる。最大24時間という長時間駆動も特徴だ。
インタフェースはThunderbolt 4ポート×3、HDMIポート、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポートなど。キーボードはTouch ID搭載Magic Keyboardで、感圧タッチトラックパッドを備える。標準の電源アダプタは70W USB-C電源アダプタ。
搭載OSはmacOS Tahoe。Spotlightのメジャーアップデートにより検索性が高まったほか、メモ作成やメール送信といったアクションを実行しやすくなっている。新しい電話アプリによりMacからの直接電話もサポート。ソフトウェアデザインはガラスのような挙動が特徴の「Liquid Glass」を適用する。AI機能「Apple Intelligence」(ベータ版)も利用可能。
本体は環境負荷に配慮し、全重量の45%分が再生素材で作られているほか、、筐体は100%再生アルミニウムを採用。マグネット部分に100%再生希土類元素、バッテリーに100%再生コバルトを使用している。
MacBook Pro continues to be the world’s best laptop. Now with M5, the 14-inch MacBook Pro is even better with super fast performance for AI workflows, up to 24 hours of battery life, and macOS Tahoe. pic.twitter.com/GFLXL1M2Pg— Greg Joswiak (@gregjoz) October 15, 2025(村田奏子)