「大麻リキッド」を持っていたとして、警視庁新宿署は16日、大相撲の元十両・若麒麟の鈴川真一容疑者(42)を麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。鈴川容疑者は力士時代の2009年にも大麻を所持したとして逮捕され、日本相撲協会から解雇された。
今回の逮捕容疑は5月中旬、東京都新宿区歌舞伎町で大麻成分が入った液体約0・1グラムを所持したとしている。「合法だと思った」と供述しているという。
警視庁によると、路上に止めた車の中に友人といた鈴川容疑者に警察官が職務質問したところ、ズボンのポケットから液体の入った容器が見つかった。検査で液体から大麻成分が検出されたという。
鈴川容疑者の大相撲での最高位は前頭9枚目。十両だった09年に逮捕されて角界での大麻汚染が問題となり、日本相撲協会は再発防止に取り組むことになった。刑事裁判の公判で鈴川容疑者は「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話し、執行猶予付きの有罪判決が確定した。
今回、鈴川容疑者は「プロレスラー」を自称しているという。【菅野蘭】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。