<ハンドボール リーグH>◇17日◇第7節◇ひがしんアリーナ◇観衆1025人
日本を代表するトップアスリートの友人の前で節目のゴールを飾った。
ジークスター東京は、31−28でゴールデンウルヴス福岡に逆転勝ちし、引き分けを挟んで5連勝。前身の日本リーグ含めて通算1000得点をマークした東江雄斗(32)が1試合7得点と躍動した。
この日は、友人であるゴルフ松山英樹とバスケットボールB1千葉Jの富樫勇樹の2人が観戦に訪れていた。
「松山さんが来てくれることは知ったんですけど、まさかのサプライズで富樫勇樹には、そこはびっくりしたんですけど。仲良くさせてもらっている2人に来てもらった時に活躍できたのがすごく良かった」と東江。
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後半、2点リードの25−23から一気に3得点を決めれば、終盤にもゴールネット揺らし、雄たけびを上げた。
かつては日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」の主将として、2023年10月のアジア予選を制した。88年ソウル大会以来36年ぶりの自力五輪となるパリ切符獲得に貢献していた。しかし五輪本番前に代表入りは逃した。
パリ五輪銅メダリストの松山や「アカツキジャパン」をけん引した富樫とは共通の知人の飲食店で知り合い、食事を囲む仲という。
2人については「松山さんはずっと世界のトップに立ってるし、富樫もいまだに日本代表を引っ張ってますし、バスケの顔。そういった2人からすごく話を聞いてたり、プレーを見ていたり刺激を受けることが多いので、今の自分もあるというか、頑張れるきっかけにもなる」
新時代を歩むハンドボール界で、節目の1000得点を達成。代表復帰については「まだ諦めていない」と言う。背番号77は偉大な2人の背中を追いかけながら、今日も右腕を振り抜く。【泉光太郎】
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