ロッテ・藤原恭大「動きながら打ちたいので」…「ヒッチしたり色々やっています」〜10月18日のZOZOマリン秋季練習〜

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2025年10月18日 19:31  ベースボールキング

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個別練習の合間素振りで確認するロッテ・藤原恭大(撮影=岩下雄太)
 ロッテの秋季練習が18日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。



 藤原恭大は9日の取材で「この秋から長打が基本的になるようなスイングを心がけてやっています」と話し、この秋はセンターから引っ張った打球が目立つ。打撃練習を見ていると、さまざまなフォームを試して打っているように見える。17日の打撃練習(1人5廻り×5スイング交代)では、5廻り目にヒッチしたフォームで打っている印象を受けた。



 本人にこの日確認すると、「そうっすね」と返ってきた。ヒッチで打っている理由については「動きながら打ちたいので、ヒッチしたり色々やっています」と教えてくれた。



 シーズン中の打撃練習でも様々なフォームで打っていたが、ヒッチして打っているところをあまり見たことがなく、新しい取り組みのひとつとのこと。



 「動いとかないと、前に突っ込んだり誤作動が多いので、メカニック的にスムーズにいい形で打てるようにというところを意識してやっています」。



 “前に突っ込んだりしないようにするため”、この日の個別の打撃練習ではノーステップ打法を時折織り交ぜながら、ヒッチして打った。



 ちなみに、昨季から追い込まれてからはノーステップ打法で打っていたが、来季もノーステップ打法で打っていく形なのか訊くと、「今はとりあえず何も決めていないですね」と明かし、「いろんなフォームを試して、基本的に(今季までの)一緒のフォームに戻りそうですけど、今は色々試しているという感じです」と続けた。



 昨年の秋はセンターから反対方向の長打を目指して練習していたが、この秋はライトに引っ張った打球が多い。「今はホームランを確率よく打つ練習をしているので、今はそういう打球(レフト方向)がないですけど、シーズンが近づくにつれて(レフト方向の打球は)増えると思います」と現時点の考えを示した。



 残りの秋季練習では「振る量が多くなってくるので強いスイングで、振れるように」と意気込んだ。



◆ 西川「毎球考えてやっています」



 ドラフト1位・西川史礁は、シーズン最終盤の試合前打撃練習から白木のバットと長い赤色のバットを2本使い分けていたが、17日と18日は白木のバットのみで打ち込んだ。



 その理由について「ちょっとここ最近バッティングの感触が良くなかったので、変化を加えようと思って、簡単な考えですけど、それで変えました」とのこと。



 シーズン中の打撃練習ではポイントを近くにしてというのをテーマにセンターから反対方向に打っていたが、この秋季練習ではレフトに引っ張った当たりが増えている。



 その中で、レフトポール際にライナー性でスタンドインする打球が非常に良い。西川は「ドライブせずにそのまままっすぐに飛んで、ライン際に入るというのはバットの出が一番良い証拠だと思うので、ドライブにならないようにはどうするかというのを、引っ張りの打球の中でもしっかりと毎球考えてやっています」と話した。



◆ 横山「50試合以上を継続してこそ」



 横山陸人はプロ6年目の今季、長年目標に掲げてきた50試合登板を達成した。「目標を達成できたことは嬉しいけど、たった1回で満足せず、50試合以上を継続してこそ活躍できたということだと思うので、たった一度の50試合ではなくて、もっともっと何年もこういう数字が続けていければなと思います」。



 この秋は「初めて50試合に投げられたので、疲労感というのはまだわからないです。とにかく自分の体のコンディションというところと、今シーズン8割くらい投げていたところがあって、それで良くなったんですけど、どうしても競った場面で10割でコントロールできる球をなげられなきゃいけない場面も出てくると思う。思いっきり投げた中でのコントロールを磨きをかけて行けたらいいかなと思います」と、体のコンディション、10割で投げた中での制球を磨いていく。



取材・文=岩下雄太

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  • 西岡剛のチーフ打撃コーチ就任であとふた皮くらいむけて日本球界を代表する中心選手になってもらいたいところ。まだまだ伸びしろは充分あるはず。
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