ソレールのヘッドでソシエダが同点弾 [写真]=Getty Images ラ・リーガ第9節が19日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でセルタと対戦した。
前節終了時点で1勝2分5敗の勝ち点「5」獲得にとどまっているレアル・ソシエダ。今節はマジョルカが勝利したことで、試合前の時点では最下位に転落した。セルヒオ・フランシスコ監督の解任も囁かれる中、今節は6分2敗とラ・リーガでは未勝利が続くセルタの本拠地『エスタディオ・デ・バライードス』に乗り込む。足首を痛めた状態で10月の日本代表活動に参加していた久保建英は、痛みが再発したこともあって、同試合はメンバー外となった。
試合は序盤からレアル・ソシエダがシュートシーンを作り、ミケル・オヤルサバルやヤンヘル・エレーラらがゴールに迫ったが、先制点は奪えない。すると20分、セルタはボルハ・イグレシアスのポストプレーからフェラン・ジュグラがスルーパスを送り、オスカル・ミンゲサが右サイドを突破。中央への折り返しをパブロ・デュランが流し込み、セルタが先手を取った。
幸先良く先手を取ったセルタだったが、前半アディショナルタイムにはアクシデントに見舞われる。レアル・ソシエダのセットプレーの場面で、Y・エレーラをど突いたカール・スタルフェルトがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となる。1点リードでハーフタイムに入ったものの、セルタとしては後半の45分間を10人で戦うこととなった。
後半に入ると立ち上がりの48分、敵陣ボックス内でバックパスを掻っ攫ったアンデル・バレネチェアが中央へ折り返し、最後はオヤルサバルが流し込んだものの、オフサイドの判定で得点とはならず。65分には左からのグラウンダークロスにバレネチェアが合わせ、71分にはカルロス・ソレールがミドルシュートを放ったが、ここはGKアンドレイ・ラドゥに阻まれる。
後半は5バックに変更したセルタに対して、レアル・ソシエダが攻め込む構図となるが、こじ開けることはできない。83分には右コーナーキックをクイックリストし、ボックス内で反転したジョン・カリカブルが左足で狙ったが、ここはGKラドゥがビッグセーブ。こぼれ球にオヤルサバルが反応したが、体制を立て直したGKラドゥに阻まれた。
だが、89分には遂にレアル・ソシエダがゴールネットを揺らす。ボックス右でオヤルサバルからの落としを受けたゴンサロ・ゲデスが縦へ突破し、中央へクロスボールを送ると、最後はソレールがヘディングシュートをねじ込む。土壇場で試合を振り出しに戻した。
試合はこのままタイムアップ。後半に猛攻を見せたレアル・ソシエダは逆転まで持ち込むことはできなかったが、10人の相手に黒星という最悪のシナリオは避けた。一方、セルタは土壇場の失点でまたも初白星を逃している。
この後、セルタは23日にヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第3節でニースと対戦する。一方、レアル・ソシエダは24日、次節のラ・リーガでセビージャをホームに迎える。
【スコア】
セルタ 1−1 レアル・ソシエダ
【得点者】
1−0 20分 パブロ・デュラン(セルタ)
1−1 89分 カルロス・ソレール(レアル・ソシエダ)
【ゴール動画】右サイド攻略でデュランが先制弾
#ドゥラン の今季初ゴールで
ラ・リーガ初勝利に向けてセルタが一歩リード😎⭐️
🏆ラ・リーガ 第8節#セルタ v #レアル・ソシエダ
📺https://t.co/rfwQAcMVL3 pic.twitter.com/5Cq6IIB09h— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) October 19, 2025