右足首手術から復帰を目指す広島中村奨成外野手が、順調な回復ぶりを見せている。7日に「遊離体摘出術」を受けたばかりだが、術後1週間後には自立歩行が可能となり、大野練習場でリハビリを続けている。20日には抜糸予定で、可能になるメニューの幅も広がっていく。今後に向けて「やりたいことがある。早く治すに越したことはない。12月ぐらいには100%で」と、今季得た好感触を来季へつなげるためにも前向きに取り組んでいる。
シーズン中から古傷が痛むことがあったため、手術を決断した。「今年、104試合に出させてもらって、来年は143試合出たいというところが出てきたので、少しでも不安材料がなくなれば」。今季自己最多の出場数を大きく更新し、見えた目標でもある。
確固たるポジションをつかむためにも、来季はより大事なシーズンとなる。万全な状態で臨む来季は「今年は全然、盗塁がなかった。より一層、走れるようになった姿を見せられるようにしたい」と意気込む。完治するまで、今ははやる気持ちをグッとこらえながら、来季への足場を固める。
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