10年放任した結果、収穫量が激減した自宅裏のミョウガを植え替えてから数カ月後。初めて迎えた収穫期の様子と驚きの結果が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、3万3000回以上再生されています。
投稿者はYouTubeチャンネル「Pastel Cat World」のドラ吉さん。以前は10年放任状態だったという、自宅の裏庭に自生しているミョウガの地下茎を掘り起こし、お手入れする様子が話題となりました。
ドラ吉さん宅の裏庭に自生しているミョウガは、2024年から花芽の収穫量が減り始めていました。その原因はずばり、株が古くなってしまったこと。自生を確認してから約10年の間ずっと放任状態だったため、地中で新しい地下茎を伸ばせなくなってしまったようです。
そこで今年の春先に大量の地下茎を掘り起こし、短く切った地下茎を植え直すというお手入れを実施。8月には植え替え後初の収穫期を迎えましたが、ミョウガは無事に育っているのでしょうか……?
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ドラ吉さん夫妻は仕事の都合で日頃は別々の家に住んでいますが、妻からミョウガを収穫したいと連絡があったそうです。そのため多忙ゆえにタイミングが合うかわからないけれど、事前にミョウガエリアへ行き、収穫できる花芽がどのくらい出ているのか確認しておくことに。
画面には青々とした植物が映っていますが、大部分はミョウガではなくツユクサなのだとか。そこで一旦ツユクサを抜き、ミョウガの花芽がどのくらい出ているのか確認していきます。
黙々とツユクサを抜いていくと、ミョウガエリアはかなりスッキリしました。ミョウガとツユクサは葉が似ているため、少しミョウガの葉もむしってしまったそうですが……隙間なくびっしりと生えていた2024年と比較すると、今年はかなりいい感じに間引かれていることが分かります。
これならたくさん地下茎を伸ばせていそうですが、今年はどのくらい花芽を収穫できるでしょうか。早速ミョウガの様子を確認すると、やや小ぶりではありますが、あちこちに花芽を確認することができました。こちらはあと1週間くらいで収穫できるとのこと。
次にもう1カ所、もともとミョウガが自生していた場所ではなく、以前刈った地下茎を植えた場所をチェックしてみることに。こちらにはかなり大きくてまるまると太っている、立派な花芽がたくさん出ていました。今年の収穫量にはかなり期待できそうですね。
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それから1週間後。妻が手伝いにきてくれたため、2人でミョウガの収穫をすることに。地面から顔を出している立派な花芽をパキッと折りながら、次々と収穫していきます。
なおミョウガの収穫は「花を咲かせる直前がベスト」だと言われていますが、最初の花を咲かせたくらいでは味や食感はほとんど変わらないのだとか。ただあまり収穫が遅れると次々に花を咲かせてしまい、少しずつ中の密度が減り柔らかくなってしまうそうです。
ここで自生エリアの収穫は妻に任せ、ドラ吉さんはもう1カ所の植え替えエリアのミョウガを収穫していくことに。とても立派なミョウガが出ていることを喜びつつ、どんどん収穫していきます。
なお植え替えエリアは全体的に花芽が出ていたけれど、自生エリアはほぼ手前にしか出ていなかったとのこと。これは地下茎の若さが大きく関係しているようで、花芽は新しく伸びた地下茎からたくさん出る傾向にあるようです。実際に2024年の自生エリアも手前の方しか花芽が出ておらず、面積の割には収穫量がかなり少なかったのだとか。
地下茎を減らしたことで地上部の葉は2024年よりかなり減りましたが、花芽については明らかに数が増えている様子。植え替えの効果が1年目からはっきりと表れたため、今後は数年に1度は植え替えをしようと考えているそうです。自生エリアの方も株のリフレッシュが必要そうなので、来年はそちらの植え替えもしようと思っているとのことです。
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まだ探せばあるけれど、10月くらいまで収穫期が続くことから、1回目の収穫はこのくらいにしておくことに。植え替え初年度はほとんど花芽が出ないだろうと思っていたけれど、思いのほかたくさん収穫することができたのでした。今年は豊作ですね!
他にも植えてあるオクラや空心菜、キュウリ、白ゴーヤの様子を見つつ、初回の収穫量を数えてみると……52個もありました。昨年から収穫量が落ちていたミョウガは株分けと間引きによって、見事な大復活を遂げることに成功したのでした。
なおミョウガは数年に1度株をリフレッシュさせれば、長期的に収穫を続けられるそうです。水はけが悪すぎる場所では根腐れしてしまう可能性もあるようですが、興味がある方は植えてみると長く楽しめるかもしれません。
動画には、「すごいですね」「植え替えたばかりでも沢山の収穫が出来て、苦労が報われましたね」「植え替えしたエリアも含めてミョウガの収穫お疲れ様です」「間引きの効果がこんなにも表れるのは本当に驚きですね」といったコメントが寄せられていました。
ドラ吉さんはYouTubeのセカンドチャンネルとInstagram(@pastelcatworld)、TikTok(@pastelcatworld)、X(Twitter/@PastelCatWorld)も運営中。ニャンコを描いたLINEスタンプも販売中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「Pastel Cat World」
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