リヴァプールOB、不調サラーのスタメン保証に疑問符「ある程度の年齢になれば…」

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2025年10月20日 12:37  サッカーキング

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パフォーマンス低下が指摘されているサラー [写真]=Getty Images
 リヴァプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、不振のエジプト代表FWモハメド・サラーはもはやスタメンが保証されるべきではないことを主張した。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第8節が19日に行われ、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。試合開始2分にブライアン・ムベウモに先制点を許すと、78分にコーディ・ガクポが同点弾を決めたものの、84分にハリー・マグワイアに決勝点を奪われ、1−2で敗れた。この結果、リヴァプールは公式戦4連敗を喫している。

 現在33歳のサラーは昨季、プレミアリーグで全38試合に先発出場し、29ゴール18アシストを記録。3シーズンぶり4度目となるゴールデンブーツ賞(最多得点者賞)、3シーズンぶり2度目のプレーメーカー賞(最多アシスト者)を受賞したほか、得点関与数「47」は38試合制で最も多く、42試合制の時代にアラン・シアラー氏とアンディ・コール氏が記録した歴代最多記録に並ぶ活躍を見せ、リヴァプールの5シーズンぶり20回目のトップリーグ優勝に大きく貢献を果たした。

 この活躍もあり、今年4月には新しく2年契約を締結してリヴァプールに残留したサラーだが、今季はここまでリーグ戦全8試合に先発出場して2ゴール2アシストを記録するにとどまっており、『スカイスポーツ』によると、プレミアリーグでは7試合連続でPK以外のゴールなしとなり、これは2017年夏にリヴァプールに加入してから最長のことになっていることが伝えられている。

 サラーの低調なパフォーマンスが続いていることを受け、キャラガー氏は「モハメド・サラーは毎週必ず先発出場するべきではない段階にきていると思う。これは今後の監督にとって本当に難しい問題だ」ともうスタメンが保証されるべきではないと語った。

「リヴァプールはこれからチャンピオンズリーグでのフランクフルト戦と、ブレントフォード戦という2つのアウェイゲームを控えている。サラーはその2試合ともに先発すべきではないと思う」

「アンフィールド(本拠地)ではサラーは常に先発すべきだ。リヴァプールはペナルティエリア周辺で優位に立てるだろうし、今日はそういう場面でサラーが得点することが多いからね。しかし、サイドバックをサポートしなければならないアウェイゲームでは、今のサラーの調子を考えれば、全試合、特にアウェイゲームでは先発出場させるべきではないと思う」

「彼はそれで満足するだろうか? おそらく無理だろう。でも、ある程度の年齢になれば、特に調子が悪い時は何の言い訳もできないことを理解しなければならない。ゴールを決めているのに、監督が戦術的な判断を下してフラストレーションを感じているなら話は別だ。ただ、モハメド・サラーが次の2試合のアウェイゲームのいずれかで外されたとしても、文句を言う立場にはないと思う」


【ハイライト動画】リヴァプールvsマンチェスター・ユナイテッド


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