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ロッテ益田直也投手(35)が大記録へ、また1からスタートする。第3クールからZOZOマリンでの秋季練習に合流し、29日から始まる宮崎・都城でおこなわれる秋季キャンプにも参加する。
本来ならベテランは個人練習の期間になっており、益田自身も秋の練習参加は約10年ぶり。「監督とも話して『もう1回一から頑張ってクローザー勝ち取れ』って言われたんで、話し合って参加させてもらいました」と明かした。
今季は名球会入りとなる通算250セーブまであと7の中でスタート。4月までに3セーブをし、今季中に達成するかと思われたが、上半身のコンディション不良などもあり8月に出場選手登録を抹消。残り2セーブで足踏みとなった。22試合の登板となり「本当に今年が一番苦しかったし、成績もダメだったんで。いつも悪くても50試合投げてましたし、今年は少ない試合数だった」と悔しさをにじませた。
サブロー監督(49)は「今年本来達成しないといけなかった年だと思うんですけど、来年はみんなに競争せえって言ってあるんで。優先的に投げさせようということは今のところ考えてない。1からやり直そうという、鍛え直そうっていう話をして」とキャリアに関係なく、競争させる。
毎年進化するベテラン右腕が試練を乗り越える。「37歳の年になりますけど、もっと若いと体も強いですし、元気ですし、超えやすかったかなと思いますけど。この壁がちょうど来たのが36歳、37歳なんで、どうやって乗り越えられるか自分でも楽しみですし、乗り越えられるように、本当にキツいんですけど、頑張りたい」と若手に負けじと厳しいキャンプを乗り切り、来季へつなげるつもりだ。
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