前半だけでハットトリックを達成した上田綺世 [写真]=Getty Images フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督が、日本代表FW上田綺世に賛辞を送った。オランダメディア『Sportnieuws.nl』が伝えている。
エールディヴィジ第9節が19日に行われ、フェイエノールトはヘラクレスと対戦。開幕からリーグ戦9試合連続で先発出場を果たした上田が前半だけでハットトリックを達成するなど、7−0で大勝したフェイエノールトはリーグ唯一の無敗を継続し、3連勝で首位をキープしている。
この試合の3得点でリーグ戦9試合終了時点で11ゴールを挙げている上田は、エールディヴィジの得点ランキングで2位タイの選手たちと6ゴール差をつけて首位を独走している。
なお、欧州5大リーグで2桁得点を挙げているのは12ゴールのハリー・ケイン(バイエルン)、11ゴールのアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、10ゴールのキリアン・エンバペ(レアル・マドリード)だけとなっており、上田はこれらの選手と並ぶペースで得点を量産していることが明らかになっている。
試合後、4点リードもあったことでハーフタイムに下げた上田のパフォーマンスについて聞かれたファン・ペルシ監督は「アヤセにはもっとゴールを期待したい」と冗談を口にしながら、ゴール数だけではなく、人柄を高く評価していることを明かした。
「アヤセの素晴らしいところはいつも自分らしくいることだ。私が彼を知っている限り、常にハングリー精神や向上心を持っている。私たちが提案するあらゆる行動指針にも積極的に取り組んでくれる」
「パラグアイ戦やブラジル戦でゴールを決めようが、ここでハットトリックを達成しようが、彼には違いが見られない。言い換えれば、ウエダは依然としてウエダであり、それがロッテルダムでようやく実を結んでいるということだ」
【動画】上田綺世が前半だけでハットトリックを記録!
Our 𝟓𝟎𝟎𝟎th goal in the league 🧮
🎨 Made by Ayase Ueda pic.twitter.com/11q29i3teE— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) October 19, 2025