不動産事業売却を再要求＝フジＨＤに書簡送付―米ダルトン

　米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは２０日、フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングス（ＨＤ）に対し、不動産事業の売却を再度求める書簡を送付したと発表した。ダルトンはフジＨＤの株式を６月末時点で７．５１％保有する大株主で、７月にも同様の要求を行っていた。

　書簡では、フジＨＤの収益を支える不動産事業について「メディア事業との相乗効果はない」と断じ、今年度内に売却するか大幅縮小するよう要求。コンテンツ制作への経営資源投入を求めた。