東名高速道路の東京料金所で10月21日午後12時58分から午後2時50分にかけてETCのシステム障害が発生した。管轄するNEXCO中日本東京支社は期間中、通行料金を請求せず「料金所ではそのままご通行ください」と案内した。現在は復旧済み。
東京支社は「ご利用のお客さまにはご迷惑をおかけしました」と謝罪した。原因は明らかにしていない。
NEXCO中日本では、4月にも大規模なETCシステム障害が発生。6日午前0時半ごろ、ETCの課金が正常に行えない不具合が発生し、音羽蒲郡IC出口(上り)では昼前に約6kmの渋滞が生じた。障害は時間とともに拡大し、最終的に1都7県106カ所の料金所に影響が及んだ。
渋滞が顕著になった6日午前中には、「後日精算」として料金所のバーを上げる対応を実施。全ての料金所が復旧したのは7日午後2時だった。
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同社はこの事例を踏まえ、今後同様の事態が発生した際は「ETC通信を切らずに速やかにバーを開ける措置をとる」と説明。課金機能が正常に作動しないケースへの対応も視野に、マニュアルの策定を進めるとしていた。
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