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2年連続最多勝を挙げた日本ハム伊藤大海投手(28)が、来季リーグ制覇と世界一のダブル目標に向け、バランス良く調整を進める。CSファイナルステージ敗戦から一夜明けた21日、福岡から本拠地の北海道へ移動。リーグ終盤から中4、中5日での登板を続けており「今一番すべきことは、積極的休養」と、まずリフレッシュに専念する。
11月6日からは侍ジャパンの強化試合(15、16日=対韓国)に向けた宮崎合宿が始まる。「もちろん国を背負って戦うわけですから、しっかりした調整をしなきゃいけないですけど、あくまでも来年リーグ優勝するためにというところで準備していく」。初めて臨んだ23年3月のWBCでは世界一に貢献も、シーズン開幕後は調子が思うように上がらず、プロ3年目で唯一、2桁勝利を逃す7勝止まり。反省を生かし、侍活動に意識が偏りすぎないよう注意する。
CSファイナル期間中にソフトバンクのモイネロと約束していた釣行は「どっちも、それどころじゃなかった」。最終6戦目はモイネロが中4日で先発し、伊藤も中2日でベンチ待機する競り合いだった。福岡での悔しさも疲れも、北海道でしっかり洗い流し、次の戦いへ踏み出す。【永野高輔】
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