アトレティコを率いるシメオネ監督 [写真]=Getty Images アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督がアーセナル戦の大敗を振り返った。21日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が現地時間21日に行われ、アトレティコ・マドリードは敵地でアーセナルと対戦した。前半をスコアレスで無失点で終えたものの、56分にセットプレーから先制を許すと、64分にはマイルズ・ルイス・スケリーに中央を破られ、ガブリエウ・マルティネッリに追加点を献上。その後はヴィクトル・ギェケレシュに2点を追加され、0−4の大敗を喫した。
終始アーセナルに主導権を握られ、後半のわずか13分間で4失点を喫して敗れたアトレティコ・マドリード。後半開始早々の49分にはフリアン・アルバレスのミドルシュートがクロスバーを叩いたが、それ以外では決定機を作ることができずに完敗となった。シメオネ監督は「今シーズン対戦した中で最高のチームだと思う。本当によく戦い、走り続け、ピッチ全体で質の高いプレーをしていた」と対戦相手のアーセナルを称えつつ、次のように言葉を続けた。
「これは成長のための過程であり、我々は向上し続けなければならない。最初は本当に良い戦いぶりだったと思うが、60分以降は相手の方が優れたチームだったし、勝利に値していた。今はこの経験を忘れ、トレーニングで上手くいった点に集中し、さらに改善していく必要がある」
CLリーグフェーズの通算成績が1勝2敗となったアトレティコ・マドリードは暫定18位に転落。11月4日に控える次節はユニオン・サン・ジロワーズを本拠地『リアド・エア・メトロポリターノ』に迎える。
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