広島が22日、ドラフト会議を翌日に控え、都内ホテルでスカウト会議を行った。すでに公表している創価大・立石正広内野手(4年=高川学園)の1位指名を確認。新井貴浩監督(48)は「内野手で一番の選手だと思うし、スケールの大きさを感じる。4番を打てる素材だと思います」とあらためて高評価を口にした。
競合覚悟での指名で抽選になった場合は、自ら右手でくじを引く。「たくさん競合すると思うけど、競合しても行く価値のある選手だなと思う。いいご縁があるように祈っています」。23年は楽天との競合の末に青学大・常広の交渉権を獲得し、昨年は楽天や西武など4球団と競合した明大・宗山との交渉権は逃した。3年連続での抽選が濃厚な状況にも「力で縁をたぐり寄せたい」と鼻息は荒い。
23年は残りくじで、24年は直前に引いた楽天に交渉権を奪われた。複数球団との競合が予想される今年は自ら引き当てるチャンスもありそうだ。「いいご縁があるように、それを願いつつ就寝したいと思います」。今ドラフト目玉の逸材との縁を信じ、果報は寝て待つ。
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