<プロ野球ドラフト会議>◇23日
プロ野球ドラフト会議が午後4時50分から都内で開催される。前日までに1位指名を公表したのは3球団。非公表は9球団になった。
巨人は22日に鷺宮製作所・竹丸和幸投手(23=城西大)の1位指名を公表。広島は13日に創価大・立石正広内野手(4年=高川学園)の1位指名を表明し、西武は21日に明大・小島大河捕手(4年=東海大相模)の1位指名を明らかにした。
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<ドラフト概要>
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◆1位 12球団が一斉に希望選手名を提出し、単独指名は選択確定。指名が重複した場合は抽選で決定。外れた球団は再度指名し、重複したら再度抽選。12球団の1位が決定するまで繰り返す。
◆2位以下の指名順 公式戦の最下位球団から。指名優先権は隔年で両リーグに順番に与えられ、今年はセ・リーグ6位のヤクルトからパ6位ロッテ→セ5位広島→パ5位西武の順。3位指名はパ1位ソフトバンク→セ1位阪神の順に折り返す。
◆選択可能選手 高校生、大学生はプロ志望届の提出者。社会人は高卒3年目以降、大卒2年目以降の選手。外国のプロ組織に所属した選手は、コミッショナーよって選択可能を全球団に通告されなければならない。高校や大学卒業時にドラフト指名を受けず、独立リーグに加入した選手は、最短1年で指名を受けることができる。
◆佐々木麟太郎 米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手はドラフト会議で指名可能。23年にドラフトの規約が改定され、海外の学校に在学中の選手は契約締結の期限が翌年7月末に延長された。大リーグのドラフトは例年6、7月に行われ、佐々木が日米でそれぞれ指名されれば、両方の球団と交渉できる。
◆指名人数 原則として1球団10人以内。他球団が全て選択を終了して12球団で計120人に満たない場合は、120人に達するまで11人以上指名できる。終了後、計120人に達しない場合は、希望球団による育成選手ドラフトを行う。 ◆有観客 20〜22年はコロナ感染防止のため無観客で実施したが、23年以降は有観客。今年も全席指定の有料席が販売された。
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