ICT総研は、10月23日にスマートフォン/タブレットの価格を海外と比較した結果を発表した。調査期間は2025年9月16日〜20日で、調査対象国はG20構成国(日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ共和国、トルコ)。
日本のスマートフォンの価格は、iPhone 17が12万9800円(G20平均−20.5%)、iPhone 16が11万4800円(G20平均−19.7%)、Google Pixel 10が14万3900円(G20平均−9.4%)。iPhoneはG20平均と比べて20%前後安く、Google PixelはG20平均と比べて8%前後安い。
Galaxyはモデルにより異なるがG20平均よりも11〜19%、他のAndroidスマートフォンはmotorola edge 60 proはG20平均よりも約5%、OPPOやXiaomiはG20平均よりも10〜20%安い。今回調査対象とした全端末が、G20平均よりも安い水準となった。
日本のタブレットの価格は、iPadが7万4800円(G20平均−13.8%)、iPad Proが16万8800円(G20平均−14.0%)、iPad Airが9万8800円(G20平均−15.3%)とG20平均と比べて15%前後安い。Google Pixel Tabletは6万8800円(G20平均−7.1%)、Galaxy Tab S10 Liteは4万9830円(G20平均−18.1%)となった。
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OPPO Pad Neoは4万4800円とG20平均の4万3558円と比べて2.9%高く、今回調査対象としたタブレットで唯一G20平均を上回った。Xiaomi、Lenovoは端末により価格差は異なるが、いずれも日本での価格がG20平均よりも安い。前回調査時(2025年4月)と比べて若干値上がり傾向は見られるが、日本の価格が他国と比べて安い傾向は変わっていないことが分かった。
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