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日本維新の会の新実彰平参院議員(36)が23日、カンテレ発フジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。自民党との連立における企業・団体献金のあり方について語った。
24年10月まで同局でアナウンサーをしていた新実氏は、7月の参院選の京都選挙区に同党から出馬。1位で当選した。
企業・団体、組合などによる献金の全面禁止を訴える維新に「お金に対するクリーンさを感じるがゆえに私はこの政党を選びました」という新実氏だが、同党は自民党と企業・団体献金について「議論する協議体を25年臨時国会中に設置、第三者委員会で検討を加え、高市総裁の任期中(27年秋)に結論を得る」との連立合意を交わし、実質的に先送りされる形となった。
この合意に、新実氏は「今すぐにははっきり言ってやらないと言っていることなので、構成員の1人としてモヤモヤしています」と胸の内を明かした。
政治ジャーナリストの青山和弘氏が「合意を目指すという方向性も明らかになっていない。検討する、協議するって言うだけで、検討してダメだったということも十分ある。非常にあいまいな合意」と合意文書をバッサリ切り捨てると、新実氏は「自民党さんにとっては、企業や団体から金銭的、選挙での支援を受けている。根幹に近い大きな要素でそう簡単に排除はできない。できないからこそ公明党さんと違えることになったので、一朝一夕にはできないだろう」。
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その上で、「こういうふうに書いて2年後に『何もできませんでした』では、間違いなくそしりを受けるのは我々。審判を受けることになる。私たちは本気でやる」と真剣に取り組む決意を示し、「維新がこの旗を降ろせば、私は維新にいられないなと思うくらい、自分の中で大事な大事な維新を選んだ理由なので、連立の中に入っても、自民党さんと戦わなければならない。私たちは絶対にこの旗を降ろさない。見ていただきたい」と有権者に約束した。
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