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eスポーツチームZETA DIVISIONに所属するプロゲーマー「翔」(かける)選手が23日、自身のX(Twitter)を更新し、プロゲーマーとしての活動を引退すると発表した。翔選手は3月に行われた「ストリートファイター6」の公式世界大会で優勝し、賞金約1億5000万を獲得していた現世界王者。
発表によると、引退の理由は神経機能の不調。所属チームと話し合いを続けていたものの、選手として競技を続けることが困難な状況となり、引退を申し出たとのこと。X上では「かけちゃん」「翔さん引退」がトレンド入りするなど、困惑の声が広がっている。
翔選手は8月にドバイで行われた世界大会「Esports World Cup」(EWC)のストリートファイター6部門に出場予定だったが、直前で棄権を発表。以後、配信活動や大型大会への出場機会が減っていた他、国内の公式リーグ戦「ストリートファイターリーグ」の欠場も相次いでいた。
ZETA DIVISIONの発表によると、翔選手は年内を目処に同チームからも退団予定。また、「ストリートファイターリーグ」には延長戦のみの代理として同チームに所属する「ヤマグチ」選手が出場するという。
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翔選手は自身のXで「これまで選手として活動を続けてこられたのは、ひとえに応援してくださったファンの皆様、どんな時も支えてくれた妻、ZETA DIVISIONのスタッフの皆様、そして共に練習し、戦ってくれたチームメイトのおかげです」と周囲への感謝をつづっている。
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